庭を歩いてメモをとる

おもしろいことや気になることのメモをとっています。

社会と課題

社会日常系カテゴリーのおすすめメモ

このブログのメモのうち、「社会と課題」「買い物」「健康」など社会日常系カテゴリからのおすすめをまとめました。

なぜ人類は支配者になれたのか?「サピエンス全史」を他の本と比較しながら読んでみた

この本、人類史の本をつまみ食いするのが好きなよしてるとしては読まずにはいられません。その中で、特に興味深かったところを、今までにつまみ食いした本と比較しながらメモしていきます。

南京事件について調べ始めた

あったとかなかったとかいろんな話を聞くので、関連本を少しずつ読んでみることにしました。

自殺率の低い町では赤い羽根募金が集まりにくい?-岡檀「生き心地の良い町」

自殺率が平均の3分の1というある町の特徴と、その特徴が成立した理由について。

日本人の謙虚さが統計に及ぼす影響-本川裕「統計データが語る日本人の大きな誤解」

日本人は自分の国を主要国の中で一番控えめに評価する。この謙虚さが他の調査結果にも影響を及ぼしているのかも。

小熊英二メモまとめ

当ブログ内の、歴史社会学者・小熊英二さんの著作に関して書いたメモへのリンク集です。

明治生まれの祖父母へのインタビュー(2001年実施):一番よかったと思う時代は?人生でいちばん重要なものは?他

2001年当時、90歳になろうとする明治生まれの祖父母に、二人が見てきた世の中はどんな変遷をたどってきたのかをインタビュー。

全空襲犠牲者の半数が出てしまった一夜 - 東京大空襲・戦災資料センター

訪問記。大空襲の規模、展示内容の紹介と感想、特に映像資料の内容について。

事件と日本社会、両方の理解が深まる一冊 - リチャード・ロイド・パリー「黒い迷宮 ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実」

本書における、ルーシー・ブラックマン事件に関する英国人の著者ならではの視点、そしてバランスがとれた綿密な取材についてのメモ。

日本社会の変化の節目は1996年?

行き詰まってきた税制やビジネスのコンセプトと、日本社会の変化の節目についてのメモ。

グローバル経済と村上春樹、クールジャパンと西原理恵子

香港の研究者と小熊英二さんの会話から、村上春樹作品が世界で受け入れられている理由や、西原理恵子が海外のまんがファンに知られていない事象についてメモ。

日本で貧困をイメージしにくいのはなぜか

前回のメモに引き続き、小熊英二さんの「論壇日記 2011.4-2013.3」から。今回は、日本で貧困が拡大していると言われても、一目で貧しいとわかるかっこうをした人を見かけることはかなり少ないし、スラムのような場所もほとんどない。それはなぜか、というこ…

振り込め詐欺が日本で成立する理由 - 小熊英二「論壇日記 2011.4-2013.3」その1

歴史社会学者の小熊英二さんが「朝日新聞の論壇メモ」と「週刊エコノミスト連載・読書日記」(2011年~2013年春)をもとに加筆修正した本です。前者は、毎月リベラルから保守まで幅広い論説誌を読み込んだメモと考察で、後者はその名の通り読書日記。その性…

尖閣、北方領土、竹島。領土問題の経緯を整理してみた - 白井聡「永続敗戦論」(2013年)

この本のメインテーマは書名にもなっている「永続敗戦論」という考え方で、これ自体も興味深かったのですが、よしてるにはそれよりも現在の日本の領土問題の背景がわかりやすく整理されていた点を興味深く感じました。永続敗戦論――戦後日本の核心 (atプラス…

ビリー・ジョエル「ハートにファイア」の歌詞の意味 その5

歌詞の意味を画像つきでメモ(その5)

ビリー・ジョエル「ハートにファイア」の歌詞の意味 その4

歌詞の意味を画像つきでメモ(その4)

ビリー・ジョエル「ハートにファイア」の歌詞の意味 その3

歌詞の意味を画像つきでメモ(その3)

ビリー・ジョエル「ハートにファイア」の歌詞の意味 その2

歌詞の意味を画像つきでメモ(その2)

ビリー・ジョエル「ハートにファイア」の歌詞の意味 その1

歌詞の意味を画像つきでメモ。

日本は法治国家のはずなのになぜ行政による裁量の余地が大きいのか-小熊英二「真剣に話しましょう」(2014年)

小熊英二さんの対談集。タイトル通り、予定調和などない真剣なやりとりが続きます。

鳩山首相はなぜやめたのか?「あれは前にもあったのよ」-須田慎太郎・矢部宏治・前泊博盛「本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること」(2011年)

本書はカラー写真が豊富で観光ガイドの側面もありますが、やはり最も印象深いのは、タイトル通り「本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること」の内容でした。興味深い内容がたくさんありましたが、その中でも特に重要だと思われたポイントに…

そこには、予想外の生き生きとした表情があった-「首相官邸の前で」

映画「首相官邸の前で」の感想と、小熊監督とのトークシェアでの質疑の様子。

シベリア抑留よりつらかった日本での暮らしとは - 小熊英二「生きて帰ってきた男」(2015年)

歴史社会学者の小熊英二さんが、自身のお父さん謙二さんにその半生を聞き書きした記録です。 謙二さんは1925年生まれ。戦後シベリアに抑留された後帰国、結核療養所で過ごした後いくつかの職についた後、スポーツ用品販売店を営みます。老後は環境保全や反戦…

日本はどのようにして対米開戦に至ったか-半藤一利「昭和史」

かつて日本がどういう流れで対米戦争を始めるに至ったのか、それを自分なりに整理したかったので、半藤一利さんの「昭和史」を読んで、その内容の一部を表にしてみました。(なお、この表はこのたった一冊の本の内容を元に作成した、歴史をあるひとつの角度…

数字でわかる「欧州第二次大戦はソ連とドイツの戦争」「法人税納付企業は全体の3割だけ」という事実 - 野口悠紀雄「数字は武器になる」(2014年)

この本は、「文系こそ数字を」との考えのもと、複雑な数式などを使うことなく、世の中の諸事情を数字で把握し、説明や説得に数字を使うことの効用とおもしろさを説いた本です。野口さんのノウハウ本は「超整理法」以来愛読していますが、今回はノウハウ面よ…

インドで女性の地位が低い理由

女性のいない世界 性比不均衡がもたらす恐怖のシナリオposted with ヨメレバマーラ・ヴィステンドール 講談社 2012-06-22 Amazon楽天ブックス7net 本書のタイトル「女性のいない世界」とは、何を意味するのでしょうか。実は、アジアだけでも、本来ならあと1…

自立は依存の反対語ではない−SOS子どもの村JAPAN広報誌「かぞく」創刊号(2014年)

(画像は発行元サイトから引用) きっかけは、次男が生まれたとき、軽い気持ちで始めたことでした。世の中には、事情で親と暮らせない子どもがいる。そういった子どもたちのために児童養護施設があるけど、育親(里親)と一緒に、つまり家族のいる家でそうい…

日本と諸外国の平均年齢・中央値

そろそろ自分のが日本の平均にさしかかると聞いて、調べてみました。平均寿命ではなく平均「年齢」を。国立社会保障・人口問題研究所「人口の平均年齢,中位数年齢および年齢構造指数:中位推計」これによると2015年は46.0歳となっていますが、どうもこれは過…

杉江弘「マレーシア航空機はなぜ消えた」

(Kindle版)2014年3月8日午前0時41分、クアラルンプール国際空港を239人の乗客乗員を乗せて飛び立ったマレーシア航空MH370便は、離陸から50分後、突然航路を外れ、左旋回して西に向かい、その後インド洋を南下して行方不明になりました。本書では、この事件…

プリオンとは?プリオン遺伝子からわかる古代人類のある「習慣」とは?

眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎posted with ヨメレバダニエル T.マックス 紀伊國屋書店 2007-12-12 Amazon楽天ブックス ある日突然身体の不調を感じた後、平衡感覚がなくなり、眠れなくなる。そしてしばらくすると衰弱して死んでしまうと言う世…

政治への働きかけってどうすれば?へのひとつのヒント−山口二郎「いまを生きるための政治学」(2013年)

本田由紀さんの「社会を結びなおす」を読んで、「「敵(崩壊したのに社会認識に浸透しきっている戦後モデル)は相当手強い」という新たな学びを得ました。(中略)もっとアクションを起こさないといけないのかなと思い始め」て、さてじゃあ何をどうすれば、…

「男性だけが働く社会」での男性の悲哀・小遣い制は日本特有?−山田昌弘「なぜ日本は若者に冷酷なのか」

書名の問いに対する明確な答えは見いだせなかったので、その点では少し残念だった本です。しかし、興味深いデータが多く掲載されており、そこから学べることも多かったのでその点をメモします。 「自己責任意識」の強固さ「所得の多い家庭の子どものほうが、…

戦後日本の社会モデルは、なぜ崩壊後も社会認識に残り続けているのか−本田由紀「社会を結びなおす」(2014年)

社会を結びなおす――教育・仕事・家族の連携へ (岩波ブックレット)posted with ヨメレバ本田 由紀 岩波書店 2014-06-05 Amazon楽天ブックス 本田さんについては、以前「多元化する『能力』と日本社会−ハイパー・メリトクラシー化のなかで」を読んだとき感じた…

宗教に対してドーキンスが最も主張したいこととは−リチャード・ドーキンス「神は妄想である」(その2)

(その1からの続きです) この本でドーキンス博士が最も主張したいこと この本でドーキンス博士が最も主張したいこと−それは「選択できない者への強制」への糾弾だとよしてるは読み取りました。具体的には、子どもに宗教を強制することです。子ども達が聖書…

なぜ宗教は世界中どこでも見られ、生き残ってきたのか−リチャード・ドーキンス「神は妄想である」(その1)

「利己的な遺伝子」で有名な生物学者ドーキンス博士。人間が神の創造物であるどころか遺伝子の乗り物に過ぎないというような本を出している彼がこのタイトルの本を出したということは、内容は宗教への痛烈かつ論理的な批判のオンパレードなのだろうな、と思…

問題が起きたとき、反省させるより効果的な方法とは?−岡本茂樹「反省させると犯罪者になります」

本書を、犯罪者処遇だけではなくそれ以外の仕事や教育にも活用できないか、そういう視点で読んでみました。本書のメッセージはタイトルの通りです。仕事でミスを起こした同僚・部下への指導の最大の目的がミスの再発防止だとするなら、私も著者の考えにかな…

ナショナリズムの根っこにある心情「忘れ得ぬ他者」とは?−三谷 博「愛国・革命・民主」

特にここ数年、日本と韓国・中国との関係についていろんな論がかまびすしいので、自分の考えを整理しようと思い、この本を手に取ってみました(実際に読んでみると、当初のこの目的以外の部分がより面白かったのですが・・・)。この本を選んだ理由は、以下…

現代は「人間力」を問われる世の中なのか?「人間力」をあれこれ言われずにすむ方法はあるのか?−本田由紀「多元化する『能力』と日本社会−ハイパー・メリトクラシー化のなかで」

多元化する「能力」と日本社会 ―ハイパー・メリトクラシー化のなかで 日本の〈現代〉13posted with ヨメレバ本田 由紀 NTT出版 2005-11 Amazon楽天ブックス 著者の本田さんは、本書で、おそらくかなり多くの人が感じているであろう感覚をデータと論で見事に…

なぜ日本で女性が仕事を続けることが難しいのか

平成史 (河出ブックス)posted with ヨメレバ小熊 英二,貴戸 理恵,菅原 琢,中澤 秀雄,仁平 典宏,濱野 智史 河出書房新社 2012-10-11 Amazon楽天ブックス 私は平成元年(1989年)に高校を卒業しました。社会人になったのは、企業の採用活動にバブル崩壊の影響が…

スウェーデン国民はなぜ高負担を受け入れているのか?

北欧諸国は、よく「高負担高福祉」と言われます。本当にそうなのか、もしそうならなぜ国民は高負担を受け容れているのか。それをこの本で調べてみました。

地域社会の魅力度を簡単に測定する方法とは?−根本祐二「『豊かな地域』はどこが違うのか」

日本の「地域」の成功例・失敗例と、その理由を分析した本です。それらの事例をわかりやすく物語的に書いてくださっているので、その部分だけでも興味深く読めたのですが、本書の一番の特徴であり私も感心したのは、根本さんが提示する「地域の人が気づいて…

現代社会が克服した伝統的社会の問題点とは?

昨日までの世界(上)―文明の源流と人類の未来posted with ヨメレバジャレド・ダイアモンド 日本経済新聞出版社 2013-02-26 Amazon楽天ブックス 昨日までの世界(下)―文明の源流と人類の未来posted with ヨメレバジャレド・ダイアモンド 日本経済新聞出版社 201…

伝統的社会から学べることとは?「建設的なパラノイア」、紛争解決法、健康的な生活 − ジャレド・ダイアモンド「昨日までの世界」 メモその1

昨日までの世界(上)―文明の源流と人類の未来posted with ヨメレバジャレド・ダイアモンド 日本経済新聞出版社 2013-02-26 Amazon楽天ブックス 昨日までの世界(下)―文明の源流と人類の未来posted with ヨメレバジャレド・ダイアモンド 日本経済新聞出版社 201…

遺伝の影響を受けやすい能力ランキング

遺伝の影響が強い心理的・行動的形質につき、双生児を用いたテストで判明した、約70の形質のうち影響度の強い上位10形質について等。

なぜ日本人とドイツ人は似ているところがあると言われるのか?なぜ共産主義はロシア・中国で受け入れられたのか?

世界像革命 〔家族人類学の挑戦〕posted with ヨメレバエマニュエル・トッド 藤原書店 2001-09-30 Amazon楽天ブックス 日本人とドイツ人は似ているところがあるという話を時々見聞きします。勤勉で時間を守り、戦時中は全体主義(的)な政治が行われたが、戦…

人類はなぜネアンデルタール人などを駆逐して広がっていったのか? - マット・リドレー「繁栄−明日を切り拓くための人類10万年史」

この本の原題は"The Rational Optimist"(合理的な楽観主義者)。要するに「昔はよかった、これからは悲惨な世の中になっていく」という世間の声に真っ向から異議を唱えるのが主旨なのです。しかし、それ以外にも興味深い内容が多数含まれていたので整理しな…

なぜラーメンは「国民食」になっていったのか? - 速水健朗「ラーメンと愛国」

ラーメンはもともと中華料理の範疇だったはずなのに、そして「ごはん」つまり米ベースではないのに、今や日本の国民食に、もっと言えば、和食に近い存在となっています。例えば、最近のラーメン専門店で店員が作務衣を着ていたりして、まるで日本の伝統食で…

鈴木みそ「銭」各巻別メモ

外からは見えにくいいくつかのビジネスの「相場」と「お金の流れ」を綿密な取材(と思われる)をもとにルポしてくれています。そのビジネスとは、「まんが業界は雑誌では利益を出せていないところが多い。では何でもうけているのか?」「コンビニ店は本部に…

小熊英二「社会を変えるには」

今までの小熊さんの本といろいろ違っていました。である調ではなくですます調。引用情報のソースは最低限にしか示さない。なにより、「で、どうすればいいのか」が以前の本に比べると明確に書いてある。これらの体裁から、より「幅広く読んでほしい」という…

日本と一番価値観の異なる国はエジプト?-高橋徹「日本人の価値観・世界ランキング」

世界価値観調査というものがあります。様々な国の人々に同じ質問をして、その答えから価値観の類似・相違を明らかにするというものです。この結果をまとめた本があったので、ここから、日本が上位5国または下位5国に入っているものをピックアップしてご紹介…



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