2008-01-01から1年間の記事一覧
フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち(東京都美術館) 今まで行った中で最高に楽しかった美術展。フェルメールがよかったのももちろん、企画が素晴らしかったのでした。「みんなで展覧会、その後飲む」よかったです。
突出して「これが一番!」って作品には巡り会えませんでしたが、これから先も忘れることがなさそうな印象を与えてくれたのは以下の諸作品。ミスティック・リバー 硫黄島からの手紙 ザ・ビートルズ1976ダコタハウスにて・・・ ザ・ビートルズ 1976ダコタ・ハ…
音楽に関して今年一番の収穫といえば、迷うことなく「『フランスの音楽』をフランス人知人に紹介してもらって、その返礼に『日本の音楽』コンピレーションをつくることになって、たくさんのみなさんからそのためのヒント、アイディアをいただいた」ことです…
(タイトルは感想を書いている元エントリに、画像はamazonにリンクさせています。)平野啓一郎「決壊」 提起されている問題の深さ・現代性(リアルさ)・心理描写の見事さにおいてこれがNo.1でした。重かった。 山本譲司「累犯障害者」 今年読んだノンフィク…
約1ヶ月聴いてみて感じたこと。21世紀に入ってからのポール・マッカートニー(と言い切ってしまいますが)のアルバムの中で、一番のびのびとしたポールを感じることができた気がします。"Sing the Changes""Sun is Shining""Dance 'Til We're High"みたいに…
この本に書かれていることは明解で、次のようなものです。1970年代以降、「消費者」「投資家」としての私たちは強くなったが、「市民」「労働者」としての私たちは弱くなった。そのとおりだと思います。なんとなく日々の生活で実感していたことを豊富な例を…
幼稚園時代の愛読書だったんです、この本。繰り返し繰り返し読みました。そういえばこの本に書かれていた「地球滅亡」も「未来の世界」も、21世紀にほとんど実現していないなとふと思い出し、また読み返してみたいと思ったところ、ヤフーオークションに出品…
え、持ってなかったの?と言われそうですが・・・はい、今まで持ってませんでした。音源を耳にする機会はたくさんあって、そのたびににやりとしていたんですが。スタンダードなクリスマスソングをビートルズ風にカヴァー。ありそうでなかったアイディアをス…
NHK「七瀬ふたたび」ホームページ[物語]人の心が読めるテレパス・七瀬。母の死をきっかけにその能力を復活させた彼女は、同じような未知能力を持つ人々と出会いながら、自分の能力の意義について苦悩する。そんな中、未知能力研究者であり、死んでいたはずの…
[物語]しばらくの外国住まいから南ロシアに帰ってきたラネーフスカヤ夫人。しかしそのロシアの屋敷にある「桜の園」は借金返済のため他人の手に渡ろうとしていた・・・[感想]って、それだけといえばそれだけの話なんですが、なんだか時代の移ろいというか、…
1.The Fireman / Dance 'Til We're High2.The Fireman / Lifelong Passion3.Bach, J.S. / Inventions No.1(園田高弘)4.The Fireman / Sun Is Shining5.The Fireman / Travelling Light6.The Fireman / Light From Your Lighthouse7.Bach, J.S. / Invention…
アメリカ人の学者が、自分がフロリダで買ったTシャツがどういう「一生」をたどるのかを追いかけた本。アメリカで栽培された綿が中国に渡ってTシャツになり、またアメリカに返ってきて買われ、古着になり慈善団体などを経てアフリカで「一生」を終える。その…
[物語]中学教師森口悠子の4歳の娘が、勤務する中学校で死体となって発見された。当初は事故だと思われていたが、森口は終業式後の教室で、「娘はこのクラスの生徒に殺された」と告げる・・・[感想]マイミクさんに教えていただいたこの小説、けっこう話題にな…
正直に告白すると、私はこの本を飛ばし飛ばし読みました。この本は、大学の経済学部の学生のテキストにもなるように書かれているということで、数式がたくさん出てくるのです。そこを読み飛ばしました。それでもあきらめず最後まで読み通せたのは、やはり書…
本書のメッセージはいたってシンプル。「弱みを克服するより強みを伸ばしたほうがいい」これって、ドラッカーも常々言っていたことですね。ただ、私がこの本を買った理由は、そのメッセージを学ぶこととは別にありました。本の価格(1,980円)で、かなり的確…
久々に平日に休みがとれたので、ふらりと自転車散策に出てみました。もう少しすると自転車で出かけるにも寒くなってしまうし。 ラーメン大勝軒のもりそば(つけめん)。コメントでuikoさんに教えてもらった、池袋の今はなき大勝軒ののれん分け店みたいです。…
友人がかかわった連続ドラマ。10月からこの作品のおかげで毎週の楽しみができています。全10回中、今度の木曜で第6回、いよいよ物語は佳境へ。あと4回で終わってしまうのが残念なような、ラストが気になるので早く観たいような。感想は全部観終わってから書…
ラスベガスで行われている、シルク・ド・ソレイユによるビートルズの曲とのコラボレーションショウ「LOVE」の制作ドキュメンタリー。単純に、「LOVE」を観たくてたまらなくなりました。いや、前から行きたくて、できたら今年の夏あたりに行こうかと計画を組…
[物語]優秀な弁護士でゲイのベケットは、エイズであることを理由に法律事務所を不当解雇された。ベケットは訴訟を起こすため数々の弁護士にあたるが誰も相手にしてくれない。そんな中、手を差し伸べたのはゲイ嫌いの弁護士ミラーだった・・・[感想]物語は意…
1.The Beatles / Baby's In Black2.Bach, J.S. / ゴルトベルク変奏曲第4変奏(グレン・グールド)3.クリームチーズオブサン / 測量日和4.Flipper's Guitar / やがて鐘が鳴る5.Les Paul & Mary Ford / The World is Waiting for the Sunrise6.Yellow Magic Or…
(2017年12月26日更新)父さんのからだを返して―父親を骨格標本にされたエスキモーの少年posted with ヨメレバケン ハーパー 早川書房 2001-08 Amazon楽天ブックス7net 北極点初到着者ピアリーの知られざる一面 人類で最初に北極点に到達したと言われている…
その後はこれまた上野のDoobie'sでビートルズの女性コピーバンド、The Pretty Parrotsのライブを拝見。主に関東で活躍されているので、私が拝見できるのは数年に1回なんですが、もう結成10周年が近いとか。その間、着実に成長して、お客さんを楽しませている…
今まで行った中で一番楽しかった美術展でした。作品がよかった?いや、いくらフェルメールが7枚あるといっても、例えばメトロポリタンやロンドンのナショナル・ギャラリーとは比べものにならない。企画がよかった?そのとおり。でもそれは美術館側の、ではな…
[物語]私立探偵フィリップ・マーロウは、酔いつぶれたテリー・レノックスに出会う。彼は億万長者の娘の夫だった。マーロウはレノックスになぜか惹かれ、親交をあたためていく。ある夜、マーロウはレノックスにメキシコまで逃げるための手助けを頼まれる。同…
1. Mike McGear / Leave it2. GO!GO!7188 / ジェットにんじん3. Everly Brothers / On The Wings Of A Nightingale4. Paul McCartney / All Shook Up5. The Rolling Stones / Harlem Shuffle6. 東京スカパラダイスオーケストラ / アブソリュート・エゴ・ダン…
[物語]物語の語り手キャシーはある施設の出身。現在は介護人をしている。施設での生い立ちから現在までを淡々と語る。その施設は、健康診断を毎週行い、絵や工作、詩に異常なほど力を入れていた。出来のいい作品は、「マダム」と言われる女性が引き取ってい…
[物語]著者曰く「登場人物、各機関・組織なども事実に基づき、小説的に再構築した」小説。日本のフラッグシップエアライン「国民航空」の恩地元は、1960年代前半、請われて就いた労組委員長の立場で、空の安全と劣悪な従業員待遇の改善のためストライキを実…
各所で絶賛されていたこの作品。今日時間ができたので観てきました。舞台はいつものゴッサム・シティですが、バットマンが「みんなに愛されるヒーロー」ではなく、一部の市民からは「法律違反の一人自警団」と言われている中での、バットマンと悪との闘い。…
家族でひらかたパークに行った帰り、枚方と言えば個人的にはここははずせないということでリブ・ゴーシュへ。 まずはキールでのどを潤して、その後はスパークリングワイン。 ズッキーニの冷製スープ。ズッキーニってこんなにおいしかったっけ?コンソメ?と…
ちなみに、上のエントリで書いた「仕事についての視点」をわかりやすく、明確に提示しているのがこの本です。中学生向けに書かれた本だそうですが、「仕事」についての様々な考察とアドバイスは、小学生から社会人まで様々な年齢層の人に示唆に富むものだと…