庭を歩いてメモをとる

おもしろいことや気になることのメモをとっています。

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

イ・ムジチ合奏団大阪公演(フェスティバルホール)

私が人生で一番最初にはまったアルバムはイ・ムジチ合奏団のヴィヴァルディ「四季」でした。中学1年のころ、それはそれは何度も聴いたものです。それから約25年、やっと生で楽しめる機会がやってきたというわけです(それまでにも来日はしていましたが行けな…

ダン・ブラウン「デセプション・ポイント」

「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」とほとんど同じといっていいくらいのワンパターンな話の流れ。でも、前2作同様、豊富な知識とスピーディーな展開が面白かった。ワンパターンでも楽しめるものですね。

デイヴィッド・プロッツ「ジーニアス・ファクトリー ノーベル賞受賞者精子バンクの奇妙な物語」

「氏より育ち」とはよくいいますが、本当にそうなのか。これまでここで取り上げたシンガポールの政策や「ヤバい経済学」のメモからは、「育ちより氏」の側面が強調されていたようにも感じます。もうちょっとこのことを掘り下げて知りたいなと思っていたとこ…

恩田陸「ドミノ」

まったく関係のないいくつかのストーリーが同時進行で進み、最後に東京駅で集結していく構成、おもしろかった。描写にもユーモアがあふれていて、著者の筆がのっている感覚がこちらにも伝わってきます。でも個人的には、やっぱり恩田陸は静かな雰囲気を描く…

上原隆「1ミリでも変えられるものなら」

上原隆さんのルポルタージュやエッセイを読むと、すっと落ち着いた平和な気分になれるのはなぜなのかな、と考えてみました。多分、他の人が取り上げないようなつまらないことを、露悪的でも偽善的でもなく淡々と正直に綴っているところにあるのかな。よくわ…

フィリップ・ゴーレイヴィッチ「ジェノサイドの丘−ルワンダ虐殺の隠された真実」(下)

ルワンダでの虐殺を描いた上巻に続き、虐殺後のルワンダを綴った下巻。虐殺に荷担した人々が逃亡先の国外からルワンダ国内に戻ってきて、生き残った人々とまた隣り合わせで(つまり、自分の家族を殺した人間がすぐ近くに住んでいる)暮らしているという状況…

「デスノート」は英語版でどう翻訳されているか

先日、フランスに旅行に行った友人が「デスノートが平積みで売られてた」と教えてくれました。そういえばロンドン在住の友人もイギリスでもデスノートが読まれているって言ってたし、ふと海外のデスノートってどんな訳され方をしてるんだろうと気になって、…

2007年9月 iPod再生回数上位曲

1. 岡村靖幸 / はっきりもっと勇敢になって2. Arctic Monkeys / Dancing Shoes3. J.S.バッハ / ゴルトベルク変奏曲第8変奏(アコーディオン:ミカ・ヴァリュネン)4. J.S.バッハ / シンフォニア第8番(ピアノ:園田高弘)5. The Bangles / Be With You6. The…


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