庭を歩いてメモをとる

おもしろいことや気になることのメモをとっています。

映画・ドラマ・演劇

ジョージ・マイケルの映画「フリーダム」- 目は口ほどに物を言う

ジョージ・マイケルが死の直前まで制作していた映画「フリーダム」のアンカット版が、この夜だけ上映されると聞いて、行ってきました。 冒頭のFreedom'90のPVを観てまず思ったこと。このきれいな画質、迫力の音像、ああ、これだけでもう元はとったというか、…

映画「生きろ 島田叡ー戦中最後の沖縄県知事」を応援したくなった

珍しいことに、「本土」の人なのに、個人名で沖縄の慰霊の対象になっている。これが、佐古忠彦監督が島田叡(あきら)に関心をもったきっかけだったそうです*1。この島田叡を描いた映画が上映されるので観に行きたい。そんな長男(中2)のリクエストで、神戸…

2020年の収穫(3) 本・ドラマ - 川上未映子「夏物語」、「ルポ百田尚樹現象」、岸部露伴ドラマ

タイトルの他、石原慎太郎、新垣隆の音楽論、小池真理子、ビートルズマネージャーの片腕の独白、「マイ・ディア・ミスター 私のおじさん」等。

パチンコの市場規模にはコンテンツ産業が束になってもかなわない

パチンコ産業の規模はコンテンツ産業の倍、スポーツ産業の3倍。ギャンブル産業の3/4を占める。

音楽産業の規模は映像産業の5分の1にすぎない-出版・音楽・映像・ゲーム・美術市場規模比較

市場規模(日本)を分野ごとにグラフ化し比較。わかったことと感じたこと。

2019年の収穫

本、音楽、映画、写真展、お出かけ先、食事処・バーなど。

映画「イエスタデイ」-違和感の解消、「僕はビートルズ」との違い

当初あった映画への違和感はファンの友人たちとの語り合いでどう解消されたか。「僕はビートルズ」との最大の違いは。

2018年の収穫

2018年に特に印象に残った本、音楽、演劇、買い物。

多数を守るための少数の犠牲は許されるか -演劇「TERROR テロ」と国別無罪率

164人を乗せたハイジャック機が7万人いるスタジアムへ。機を撃墜したパイロットは有罪か無罪か。観客の投票が結末を決める演劇を観て、上演国別無罪率から感じたこと。

2017年の収穫:本・まんが・映画編

本は社会学系2冊と人類史、まんが、小説各1冊。映画は台湾、イギリス(が主役)、インド、ニュージーランドからひとつずつ。

改めてコーネリアス-映像音響シンクロショウ、チェッカーズカットの小山田さん、そして混乱

改めてファンになるきっかけになったライブの内容と、その後読んだ本とDVDの紹介。そして彼の過去に混乱していることについて。

「ちりとてちん」ロケ地訪問2日目(2) 和田塗箸店工房・線路のお寺

若狭おばま食文化館で塗り箸体験をし、職人さんから貴重なお話をうかがったあと、同じフロアにある、ドラマ「ちりとてちん」で実際に使われたセットを見学します。 和田塗箸店工房セット ドラマの主人公の祖父・父が塗り箸をつくる工房のセットがあります。…

「ちりとてちん」ロケ地訪問2日目(1) 魚屋食堂、塗箸職人さんのお話

朝の小浜 2日目の朝。ホテル窓から。いい天気になりそう。 朝からやっているお店があるそうなので、港に向かって歩いて行きます。若狭小浜おさかなセンターという魚市場のようなところです。 そのお店、刺身処・五右衛門。ここにもオバマさんがいますね。 6…

「ちりとてちん」ロケ地訪問1日目・小浜のまちを歩く

家族の理解を得ながら毎年続けている「日常を離れて人生を考える一人旅」。9度目の今回はNHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」の舞台の一つである福井県の小浜を訪れました。今年は愛着のあるこのドラマの放映10周年にあたること、そして物語の大きな柱で…

2016年の収穫

本、音楽、映画・ドラマ、旅行のうち特に印象深かったもの。

伝えるにはどうすればいいかを考え抜いた作品-「この世界の片隅に」

誰かに何かを伝えようと思えば声が大きくなるものだが、この映画の作り手さんたちは違った。

芸術娯楽系のおすすめメモ

当ブログのおすすめメモリスト(芸術娯楽系)。

高校時代の仲間たちが語る村上龍 - 69 sixty nineオフィシャルガイドブック

69 sixty nineオフィシャルガイドブック (TJ mook)posted with ヨメレバ 宝島社 2004-06 Amazon 村上龍「69」。龍さんが1969年・17歳のときのエネルギーにあふれた日々を、笑いと、時には考えさせる描写で描いた小説。この小説の映画が2004年に公開されてい…

ゴジラよりも会議室ドラマよりも-「シン・ゴジラ」(MAX4D)

個人的にこの映画の何が一番よかったか。村上龍作品との関連。MAX4Dの感想など。

日常の謎を解きつつ人生の階段を踏みしめていく高校生たち-氷菓(アニメ)

公式サイト:TVアニメ「氷菓」京アニサイト | 京都アニメーション以下、ネタバレなしです。

2015年の収穫

2015年、このメモをお読みいただきありがとうございました。この1年で特に印象深かったもの・役だったものを挙げます。 本 半藤一利「昭和史」(2004年・2009年) 須田慎太郎・矢部宏治・前泊博盛「本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること…

ラストに驚く映画と聞いて3本一気見。それぞれの味わいの違いは-「シャッターアイランド」「悪夢のエレベーター」「エスター」

3本の共通点は、「謎をオカルトで解決しない」、つまり現実でも物理的には再現可能な内容だったところ(苦しいシーンもあるが・・・特に1本目)と、最初から最後までドキドキできたこと、噂通りどの作品もラストで「ほほう」と感じられたところ。では、作品…

「ディカプリオ版」のほうが好みである理由-華麗なるギャツビー

あらすじ 1920年代。ニューヨークに引っ越してきた30男のニック。自身はつつましい生活を送っているが、隣人ギャツビーは広大な敷地と壮麗な建物を構えており、頻繁に豪奢なパーティーを開くが、何の仕事をしているのかもわからない。巨万の富はどこから来て…

映画で見つけたポール・マッカートニー

音楽系の映画は含まれていませんし、ポール本人が出てくるわけでもありません。あくまで「こんなところにポールにつながるネタが?」というちょっと意外な取り上げられ方を対象にしています。

そこには、予想外の生き生きとした表情があった-「首相官邸の前で」

映画「首相官邸の前で」の感想と、小熊監督とのトークシェアでの質疑の様子。

勝手に感じた「ジョジョ」との共通点-「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

仕事がかなりつまっていて心身ともに疲労を感じていたので、身体は明日受ける予定のマッサージにまかせつつ、精神はこれで解放させてもらおうと思ってレイトショーへ。今観て、それも映画館で観て、大正解。ほとんどずっと「オン」で爆走し続ける展開も、頭…

原作アレンジ、人形操演、そして大人の世界の不条理−NHK「シャーロックホームズ」(パペットエンターテインメント)

Eテレで2月22日(日)・26日(木)から再放送開始(毎週日曜日17:30〜17:50、または毎週木曜日24:00〜24:20) 公式サイト NHKのパペットエンターテインメント「シャーロックホームズ」。最初に学園ものだと聞いたときは「ヤング・シャーロック」のようなホ…

新たなホームズ映像作品を生み出した人々はどんな志で制作に挑んだのか−ユリイカ 2014年8月臨時増刊「シャーロック・ホームズ コナン・ドイルから『SHERLOCK』へ」

BBC制作「SHERLOCK」がお気に入りなので読んでみました。 ベネディクト・カンバーバッチインタビュー(要約)シリーズが始まる前に、再度原作を読み返したり。詩を暗記しようとしたり、車のナンバープレートを覚えようとしたり。そうやって記憶力を鋭くしよ…

2014年の収穫

今年出会えた素晴らしい作品・製品。作者さんと、作品を世に出してくださった方々に感謝です。なお、以下のリストの作品名は当ブログの該当メモにリンクしていますが、メモを書いていない作品・製品には写真(リンク先はアマゾンの商品ページ)をつけていま…

レッド・ファミリー

レッド・ファミリー [Blu-ray]出版社/メーカー: ギャガ発売日: 2016/04/28メディア: Blu-ray 公式サイト 物語北朝鮮の工作員の偽装家族と、隣に住む口論が絶えない韓国の本物の家族。当初はお互いを毛嫌いしていたが、次第に交流が始まる。そして偽装家族の…


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