庭を歩いてメモをとる

おもしろいことや気になることのメモをとっています。

2011-01-01から1年間の記事一覧

2011年、忘れてはいけないこと

現地に行ってはじめて感じたこと、忘れずに生きていきたいです。イギリス研究会第50回2日目 福島県いわき市

2011年の収穫

ビールがこんなに奥深い飲み物だったということ、この歳になってやっと知ることができました。 NHK文化センター講座:知っているようで知らないビールの世界(1) NHK文化センター講座:知っているようで知らないビールの世界(2) NHK文化センター講座:秋こそ…

2011年の収穫

一番興奮したのはこれでした。テレビドラマですが。 21世紀にホームズがいたら? - BBC"Sherlock" ※輸入盤・日本語字幕なし・吹き替えなし 昔の映画ですが素晴らしすぎて。 ウエスト・サイド物語 自分の生活圏がこんな素敵な物語の舞台になってうれしい。ひ…

2011年の収穫

今年出会った音楽で一番何度も聴いたのはこれかな。 のあのわ / Magical Circus ライヴは、岡村ちゃんの復活などうれしいこともあったけど一番堪能したのはこちら。 Freddy Kempfリサイタル (ザ・シンフォニーホール) ちなみに、今年iPhone+iTunesでの再…

2011年の収穫

読んだ冊数自体が少ないので一番を挙げるのも気が引けるのですが、読んだ後の心への残り方ではこれが一番です。ある本のたった一章だけなんですが。小熊英二「1968」(下)第16章「連合赤軍」 連合赤軍って何? 連合赤軍はなぜ「同志」を12人もリンチ殺害し…

ポール・マッカートニー The Love We Make 9.11からコンサート・フォー・ニューヨーク・シティへの軌跡

映画公式サイト(音声が流れます)Blu-rayDVDこのところ立て続けに観たミュージシャンのドキュメンタリー映画、つまりジョージ・ハリスン、グレン・グールドのと違って存命中どころか今も世界を飛び回ってライヴを敢行しているポール・マッカートニーのドキ…

グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独

公式サイト(音声が流れます)グレン・グールドの誕生から死までを追った作品。一部再現映像もありますが、ほとんどは本人出演のオリジナル映像か関係者の証言で構成されています。 突き抜けた才能で走り抜けていく前半は本当に観ていて気持ちよかったです。…

2011年11月再生回数上位曲

Simon & Garfunkel / The Big Bright Green Pleasure Machine Bernstein, Leonard / West Side Story - Prologue Simon & Garfunkel / Homeward Bound Simon & Garfunkel / The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy) Simon & Garfunkel / The Dangling …

NHK文化センター講座:秋こそビール!〜ベルギービールを楽しむ〜

第1回、第2回、第3回に引き続き、Beer Cafe Barleyの店主さんの講義とテイスティングを楽しみました。参考:NHK文化センター当講座のページ講義では、ベルギービールの基礎的な知識について。ベルギーでは比較的寒冷な気候ゆえに質のよいワインがつくれずビ…

LIVING IN THE MATERIAL WORLD

ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド Blu-ray出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2014/05/30メディア: Blu-rayLIVING IN THE MATERIAL WORLDサイト ジョージ・ハリスンの一生を、当時の映像と関係者のインタビューで綴…

ウエスト・サイド物語

去年の「午前十時の映画祭」で上映されるということで喜び勇んで出かけるも満席で入れず、しかし今年またやるというのでちゃんと席をとってから観ました。やはり今年も、満席ではないものの大入りでした。 私はミュージカルは実は苦手なんです。同じように苦…

第50回イギリス研究会(2日目) 福島県いわき市

(前日からの続きです。) いわきへ8時に茨城県ひたちなか市在住のKさんの車にFさんと乗り込み、福島県いわき市を目指します。Kさんは被災者でもあるので(昨日ご自宅の前を通りましたが屋根にはブルーシートが)、高速道路は無料でした。だんだんと、家々の…

第50回イギリス研究会(1日目) 茨城県ひたちなか市〜東海村

">イギリス研究会の記念すべき第50回は北関東で行うことになりました。メンバーの一人が茨城に住んでいて以前からそこでやろうかという話があったのと、その方の福島県いわき市での東日本大震災関連ボランティアの経験をうかがって、現地に足を運ぶ必要性を…

2011年10月 再生回数上位曲

倉橋ヨエコ / 夜な夜な夜な 倉橋ヨエコ / 損と嘘 倉橋ヨエコ / 楯 Paul McCartney / The Lovers That Never Were BOΦWY / ONLY YOU Paul McCartney / Average Person Paul McCartney / All Shook Up 栗コーダーカルテット / アイネ・クライネ・ナハトムジー…

宮永正隆「ビートルズ大学」

心から好きなものを味わい、考える。時にはそれを同志と共有する。こういうひとときって人生を本当に豊かにしてくれると思うのですが、それをビートルズについて行い、本にするとどうなるか。その答えの一つがこの本です。全米ツアーや来日の様子、イギリス…

NHK文化センター講座:秋こそビール!〜ドイツのビールを楽しむ〜

第1回、第2回がとてもおいしくためになったので、今回も受講しました。会場はちょくちょく寄らせてもらっているBeer Cafe Barley、講師はそこの店主さんで、こちらも前回同様です。(参考:NHK文化センター当講座のページ) 今回はドイツビールがテーマです…

21世紀にホームズがいたら? - BBC「Sherlock」

19世紀のロンドン。アフガニスタンから帰国した軍医のワトソンは、家賃を安くあげるためルームシェアの相手を探していた。学生時代の友人が紹介してくれたその相手は、ワトソンを一目見るなりアフガニスタン帰りだと見抜く異常な観察眼・推理力の持ち主。彼…

イ・ムジチ合奏団 結成60周年記念公演(ザ・シンフォニーホール)

4年ぶりに彼らの公演に足を運びました(前回のメモ)。今回の目当ては、坂本龍一教授がイ・ムジチ結成60周年のためにアレンジした弦楽合奏版「ラストエンペラー」。ピアノソロや弦楽トリオのバージョンは愛聴していますがこれははじめて。オリジナルのオーケ…

2011年9月 再生回数上位曲

Simon & Garfunkel / A Most Peculiar Man Simon & Garfunkel / Wednesday Morning, 3 A.M. 岡村靖幸 / いじわる The Beatles / One After 909 BOΦWY / CLOUDY HEART 岡村靖幸 / 友人のふり 坂本龍一 / The Last Emperor Bach, J.S. / Prelude and Fughetta …

フェルメール作品人気投票結果

京都市美術館のミュージアムショップでフェルメール全作品(多分)の複製画が売られていたのですが、その販売枚数が掲示されていたのでメモしてきました(ざっとかぞえただけですので誤差はあるかと思います。)。一種の人気投票、人気ランキングになるかな…

フェルメールからのラブレター展(京都市美術館)

会期終了まで1ヶ月を切った段階でやっと足を運びました。もっとかかるかと思っていましたが、30分待ちで入れました。いずれにしても炎天下でなくてよかったです。早速フェルメールについてメモします。 展示されているフェルメール作品 「手紙を読む青い衣の…

自然と観光客、両方との共生 - 針江地区・生水の郷(しょうずのさと)[滋賀県高島市]

滋賀県高島市の針江地区・生水の郷(しょうずのさと)でのボランティアガイドツアーに参加したときのメモ。

岡村靖幸ライヴ「エチケット」Zepp Osaka

個人的には2003年のツアー以来。2007年のは自分が体調不良で泣く泣く断念、その後本人が活動停止・・・この8年ぶりのライヴにはどうしても期待が過大になりがちでした。一方で、岡村ちゃんの心身も気がかり。歌詞やパフォーマンスとは裏腹にかなり繊細な人だ…

日中、宝塚ホテルにこもって

「一人でちょっといいホテルに泊まっておいしいものをいただいて考えごとをする」旅、3年目・3回目※です。今年は、家族に乳児がいる関係上、泊まりがけの旅行にすると妻に負担をかけることになるので近場で日帰りすることにしました。結果選んだのが自宅から…

2011年8月 再生回数上位曲

The Beatles / Yellow Submarine The Beatles / All Together Now The Beatles / Hey Bulldog Bach, J.S. / Goldberg Variations- Variatio 5(Glenn Gould 1955) Carpenters / Yesterday Once More Paul McCartney / Heart Of The Country A-ha / Take On Me…

日本のナショナリズム、若者の生きづらさ〜小熊英二時評集「私たちはいまどこにいるのか」その2

その1「戦後日本社会の転換点と『1975年体制』」に引き続き、この本で特に印象深く感じたふたつの点についてメモします。 日本のナショナリズムまず、ナショナリズムがなぜ人を引きつけるのかという根本的な疑問について。いや、私自身もなんとなくその「魅…

日経新聞2011年8月5日夕刊「学びのふるさと 小熊英二」

新聞に小熊英二さんへのインタビューが出ていました。小熊さんが「歴史社会学者」になる前の軌跡についてです。記事のサイズの割に今まで知らなかったことがけっこうあったのでメモします。小熊さんがもともと理系で、名古屋大理学部から東大農学部、そこか…

2011年7月 再生回数上位曲

チェッカーズ / あの娘とスキャンダル Bach, J.S. / ゴルトベルク変奏曲第3変奏(Freddy Kempf) The Beatles / Long Tall Sally (mono) Paul McCartney / Getting Closer 坂本龍一 / +33 (live_2009_3_28) Bach, J.S. / ゴルトベルク変奏曲第1変奏(Freddy K…

かわぐちかいじ・藤井 哲夫「僕はビートルズ」(1)〜(5)

[物語]2010年東京。人気ビートルズコピーバンド「ファブ・フォー」のメンバーが1961年、つまりビートルズレコードデビュー前年の東京にタイムスリップ。敏腕女性音楽プロダクション社長と出会ったポール役のマコトは、ジョージ役のショウを引き連れ「抱きし…

戦後日本社会の転換点と「1975年体制」〜小熊英二時評集「私たちはいまどこにいるのか」その1

「思想の変化は社会実態の変化に15年ほど遅れて起こる」ことと、1975年が「経済成長を前提としたモデルの完成形」を作り上げた年であることについて。


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