庭を歩いてメモをとる

おもしろいことや気になることのメモをとっています。

美術

2023年の収穫(2)-おもしろかった本・音楽・建築。そして追悼

エマニュエル・トッド、放送大学、Ambient Kyoto、龍谷大学大宮学舎。そして坂本龍一教授追悼。

2022年の収穫(2)-ギャラリーアイ、慎泰俊さん、Wet Leg、近代建築特別見学

2022年に買ったり出会ったものの中から、特によかったもののまとめ。

旧乾邸 特別観覧-抽選倍率からおすすめの見学方法まで

神戸の歴史的建造物「旧乾邸」。抽選参加方法・倍率、見どころなど。

名建築の静かなカフェ-京都の穴場・国立京都国際会館

傑作建築+庭園とともに静かにくつろげるカフェが京都のアクセス抜群の場所にあった。

ホワイトアルバム約3,000枚を使ったアート作品

ビートルズのホワイトアルバムだけを集めることがなぜアートなのか。内容とアーティストの考えからひも解きます。

パチンコの市場規模にはコンテンツ産業が束になってもかなわない

パチンコ産業の規模はコンテンツ産業の倍、スポーツ産業の3倍。ギャンブル産業の3/4を占める。

音楽産業の規模は映像産業の5分の1にすぎない-出版・音楽・映像・ゲーム・美術市場規模比較

市場規模(日本)を分野ごとにグラフ化し比較。わかったことと感じたこと。

フェルメール展(大阪市立美術館)とフェルメール以外の魅力

大阪のフェルメール展と、フェルメール以外にも愉しめたところ。

改めてコーネリアス-映像音響シンクロショウ、チェッカーズカットの小山田さん、そして混乱

改めてファンになるきっかけになったライブの内容と、その後読んだ本とDVDの紹介。そして彼の過去に混乱していることについて。

社会階層・資本別趣味マップと、それが相続されやすいことについて - ブルデュー「ディスタンクシオン」

社会階層等による趣味の違いの具体的な例や、趣味は差別化のためのツールであり、相続されやすいことなど。

芸術娯楽系のおすすめメモ

当ブログのおすすめメモリスト(芸術娯楽系)。

名作を新たに掘り下げてくれるガイドブック - 山岸凉子『日出処の天子』古代飛鳥への旅

山岸涼子「日出処の天子」の理解を深めてくれるガイドブックの紹介。ビジュアル面、歴史的背景面、創作面から。

実際にこの目で観てわかったいろんなこと-英国の夢 ラファエル前派展(Bunkamuraミュージアム)

東京出張明けに休みがとれたので、普段行けない東京の美術館・博物館に行ってみようと思ったものの、成人の日の次の火曜日ということでどこも閉まってる・・・そんな中、開いていて、好きなラファエル前派の画が観られて、関西に巡回しないという今日の私に…

2015年の収穫

2015年、このメモをお読みいただきありがとうございました。この1年で特に印象深かったもの・役だったものを挙げます。 本 半藤一利「昭和史」(2004年・2009年) 須田慎太郎・矢部宏治・前泊博盛「本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること…

圧倒的に好きなひとつの画 - 「世界劇場の女性 -フェルメールとレンブラント」展(京都市美術館)

年末が近いのでがしがし仕事を片付けていたら、ぽっかり時間ができたので急遽休みをとって行きました。公式サイト:http://www.mbs.jp/sekaigekijo/ いい天気でした。

マグリット展(京都市美術館)

「ルーブル美術館展」の後、そのままこちらへ。少し疲れてるけど気にしない。 作品の変遷が呼び起こす思い さて、次のリンクをご覧いただくと、マグリット作品の変遷がおわかりいただけるかと思います。マグリット展公式サイト・みどころ・展覧会構成(別ウ…

ルーブル美術館展 日常を描く-風俗画にみるヨーロッパ絵画の神髄(京都市美術館)

好みの画が多かったですが、続いて同じ美術館で開催されているマグリット展も観てしまいました。さすがに一気に2つの展覧会をはしごすると頭の中がお腹いっぱいになりますね。 フェルメールが訪問目的の7割くらいでしたが、他の画も楽しめました。日常を題材…

これまでに観たフェルメール

フェルメール作品鑑賞履歴と感想。今世紀に入ってから来日が増えて嬉しい限り。

「歪み・無関心」にあてられた−バルテュス展(京都市美術館)

この人の絵、好きかどうかというと微妙なんですが、絵の前に立つと身体をつかまれたような感覚になります。その感覚が懐かしくて、京都まで足を運びました。 バルテュス展公式サイト 何が「身体をつかまれたような感覚」なのかというと、人物の「歪み」と「…

2012年の収穫

エル・グレコ展もマウリッツハイス展もよかったんですが、以下二つは自分にとっては頭一つ上の印象でした。 ジョジョ展 荒木飛呂彦原画展(MORI ARTS CENTER) バーン=ジョーンズ展(兵庫県立美術館)

マウリッツハイス美術館展(神戸市立博物館)

まさかあの「真珠の耳飾りの少女」を関西で生きてる間に2回も(というか前回はたった12年前)観られるとは、でもマウリッツハイスだからそれだけじゃないよね、との思いで行きました。土曜日の15時過ぎということもあり入り口には入場まで40分待ちとの表示が…

エル・グレコ展(大阪・国立国際美術館)

音楽や映画だけじゃなくて、絵画もそれが好きな人一緒に味わうと楽しい、ということでアート好きの友人Fさんご夫妻をお誘いして観てきました。 ランチその前に美術館のすぐ近くでランチ。高級ホテルチェーンに勤務する友人が薦めてくれたArialasca Marble*tr…

ジョジョ展 荒木飛呂彦原画展(MORI ARTS CENTER)

そして私はその後六本木へ。目的はこれです。 会場に近づくにつれ、すごい人だかり。週末のチケットは入場時間指定(私のは18時から)なので覚悟はしていたのですが、他にもいろんな制限がありました。 チケットを最初の入口で本チャンチケットに引き換えな…

バーン=ジョーンズ展(兵庫県立美術館)

この人の、古代の伝説神話をわかりやすく美しく描き出しているところと品よくはっきりした色遣い、そして細密描写が好きなので(要するにラファエル前派がお気に入りってことです)、観に行きました。実は今回、5歳の長男が、絵に特に興味がないのにどうして…

高橋裕子・高橋達史「ヴィクトリア朝万華鏡」

ヴィクトリア朝万華鏡posted with ヨメレバ高橋 裕子,高橋 達史 新潮社 1993-11 Amazon楽天ブックス ヴィクトリア時代(概ね19世紀)のイギリス絵画を元に当時の社会をひもとく本。現代では話題になることがほとんどない画家の作品も含め幅広く多様な画を紹…

朽木ゆり子「フェルメール全点踏破の旅」

世界に37点(諸説あり)あるフェルメールの作品をすべて観ようと世界を旅した記録です。実際は4枚を残してはいますが、それでも33枚。世界とはいってもヨーロッパとアメリカだけですが、それでもなかなかできないことです。なので、読む前は、これは旅行記な…

フェルメール作品人気投票結果

京都市美術館のミュージアムショップでフェルメール全作品(多分)の複製画が売られていたのですが、その販売枚数が掲示されていたのでメモしてきました(ざっとかぞえただけですので誤差はあるかと思います。)。一種の人気投票、人気ランキングになるかな…

フェルメールからのラブレター展(京都市美術館)

会期終了まで1ヶ月を切った段階でやっと足を運びました。もっとかかるかと思っていましたが、30分待ちで入れました。いずれにしても炎天下でなくてよかったです。早速フェルメールについてメモします。 展示されているフェルメール作品 「手紙を読む青い衣の…

「ラファエル前派からウィリアム・モリスへ」展 (美術館「えき」KYOTO)

ラファエル前派が好きなので、関連の展覧会があれば足を運ぶようにしています。今回は京都で。 親しみやすい有名作品はほとんどありませんでしたが、ラファエル前派の魅力である鮮やかな色彩と古典に題材を得た様式美は十分に堪能できました。ところどころウ…

ルーブル美術館展(京都市美術館)

14時ごろ行きました。10分待ちくらい。 めあてはもちろんフェルメール「レースを編む女」。しかしこれがすごく小さな画で、ちょっとびっくりしました。なるほど、この展覧会のポスターに使われているこの画の写真が粗いのはだからなのか。ただ、この小ささ故…


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