年末が近いのでがしがし仕事を片付けていたら、ぽっかり時間ができたので急遽休みをとって行きました。
公式サイト:http://www.mbs.jp/sekaigekijo/
いい天気でした。
会場の京都市美術館。
フェルメール「水差しを持つ女」。多分古今東西で一番好きな画のひとつで、私にとっては20年ぶり二度目(以前はメトロポリタン美術館で)。
何というかこのやわらかさ静けさ、実物を間近に見ても境目がわからないグラデーション、もう悶絶します。こういった展覧会で同じオランダ・同じ時代の画家と比べると、絵の構図や題材が似ている作品はあっても、特にこのやわらかさとグラデーションが全然違うんですよね。
しかし展覧会の他の画はあんまり…しかも数がけっこう少ない。多けりゃいいってもんでもないですけど。圧倒的に好きなひとつの画が突出していた感じです。ロックフェス行ったらポール・マッカートニーがロックショウやってくれたけど他ミュージシャンはもひとつで計1時間で終わった、という感じ(ポールファンにしかわからないたとえですみません)。まあでも「水差しを持つ女」が最高ってことには変わりないですし、そのためだけに行ったとしても十分満足ではありました。
あ、このヘラルト・ダウ「窓際でランプを持つ少女」はよかったです。
ちなみに、今までに観たフェルメールについてのメモはこちらです。