庭を歩いてメモをとる

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1日目:ダブリンへ

旅行日: 2005年8月12日(金)

旅の目的と準備

今年の夏は、妻とアイルランドに行くことにしました。目的は主にふたつ。ひとつは、妻の旧友に会うこと。妻は日本人ですが、小学4年から2年半、父親の仕事の関係でアイルランドのバラナー(Ballina)に住んでいたことがあります。そのときの学校の友人たちを訪ねたいというわけです。

ふたつ目は、バラナー周辺の観光。実は6年前にもアイルランドを訪れているのですが、レンタカーを借りなかったので街の外に出られなかったのです。今回はレンタカーも用意していろんなところに行ってみたいと思っています。

また、一方で、できるだけゆったりした旅にしたいなとも思いました。私は34歳ですが、学生や20代のころの「できるだけ安く、いろんなところを見て回る」スタイルはそろそろやめて、無理のない旅程を組んでみたかったのです。旅行の準備についても同様で、飛行機やレンタカー、ホテルなどの手配も一括して代理店さんにお願いしようと思いました。自分で全部やろうとすると、それだけで週末が何日かつぶれてしまうので。

そんなわけで、今回はアイルランドの旅行代理店さんで、日本人のスタッフがいらっしゃるところに手配をお願いし、アイルランド国内も飛行機とレンタカーで移動できるような旅程を組みました。また、妻が友人と連絡がとれるようにレンタル携帯電話もお願いしました。結果的に、数回のメールのやりとりと1回の電話(クレジットカード番号を伝えるため)だけで、こちらの望むスタイルの旅程を納得できる料金で組むことができました。

さて、8月12日(金)、いよいよ出発です。


関西空港~ロンドン・ヒースロー空港~ダブリン空港

前回のアイルランド行きではKLMを利用し早朝に西宮の自宅を出ましたが、今回の利用のJALはスケジュールに余裕があり朝もいつも会社に行くのと同じくらいの時間に出ることができました。ちょっとした違いですが、やはりかなり楽ですね。

なお、国際線でJALを使うのは初めて。高めなので敬遠していたのですが、お願いした代理店さんの手配では関空発だとJALしか扱えないそうなので(そのかわり料金はKLMの格安券と同じくらいでした)。

関空では、いつのまにか無料でネットが使える端末が出来ていました。立ったまま操作します。有料のもありますが、こちらはもちろん椅子つき。こういうネット系の施設は毎年変わっていきますね。11時50分離陸。

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無料ネット端末


個人的に、海外旅行でつらいことのひとつが飛行機です。今までは窓側でぐっすり寝たほうがまだ気持ちよかったのですが、今回からは通路側がいいなと思うようになりました。寝るといってもずっと寝ているわけではないし、それよりもトイレに行きやすいし席を離れて体を動かせたほうがいいように感じたので。次からはそうしようっと。

また、今回は本をたくさん持ち込みました。個人的には、長いフライトにはこれがいちばん「使える」ので。

そうこうしているうちに、まずはロンドン・ヒースロー空港に到着。飛行機を降りると、独特の、ちょっと焦げ臭いようなにおいがします。このにおいを嗅ぐと、イギリスに来たという感じがいつもします(もうひとつは、自動車の排気ガスの臭い。イギリスの排気ガスの臭いは日本のそれとは違った独特のもののように感じています)。

ヒースローは改装中のようで、いろんなところが工事中でした。それに加え、英国航空がちょうどストをやっていて、待ちの客がいろんなところにあふれつつあり、ちょっとしたカオスな雰囲気が漂っています。

ここからエア・リンガスに乗り替え約1時間でダブリンに到着。そしてバス5分で今日の宿、Great Southern Hotel Dublin Airportへ。エアポートホテルを利用するのも今回が初めての経験ですが、長いフライトの後すぐベッドで横になれるというのは、想像以上に快適です。バーで軽く食事をし、すぐに寝ました。明日からは車を運転するから、しっかり体力を回復させないと。ちなみにレンタルの携帯はここで受け取りました。

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Great Soutern Hotel Dublin Airport


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部屋。ワイヤレスキーボードみたいなものがありましたが、使い方がよくわからないので放置。


夜間はかなり涼しく、日本(関西)の11月初旬くらいの感覚。上下共に薄手のスウェットくらいが必要な感じでした。

海外旅行で、飛行機に続いてつらいのが時差。やはり夜3時頃に目が覚めました。今までの経験から、私の場合、ここで無理に寝ようとしてもつらいだけだとわかっているので、バスルームにこもり(そうすると明かりで同伴者を起こすことがない)、旅行メモ書きと読書にいそしみます。すると明け方には眠くなり、朝ご飯までにちょっとした睡眠をとることができました。

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