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カエルづくしの温泉、宗教団体による名作コレクション、氷菓 - 岐阜(2)下呂~高山

イギリス研究会での岐阜一泊二日の旅、2日目です。

目次

 

カエルと工夫の温泉、下呂

朝も温泉を楽しんで、水明館をチェックアウト。

 

土産物屋はカエルだらけ

向かい側にあるお土産物屋に寄り、そこで知ったのが(有名な話なのかもしれませんが)この下呂温泉はカエルをフィーチャーした土産物がてんこもりだということ。

土産物屋さんの入り口に立つのぼり。店内はこれどころではない、カエルだらけですが、勝手に店内を撮影してもいけないと思い控えます。

私はアイコンからもわかるようにカエルが好きで、うちの家族4人全員も同様。ということで、お土産を何にするかはかなり目移りしましたが、私はこちら、たまごボーロを購入。

中身をいただいたあと、入れ物は今も大切に使っています。

川を渡ったむこうにある温泉街でも、あちこちでカエルにちなんだ看板や案内を見かけたのですが、極めつけはこちら。

 

カエル神社

なんとカエル神社が。しかも、お賽銭を入れると、自動音声(大人の男性の声)で、カエルからのメッセージが聞けるという。「ケロケロ」とか言ってました。

境内もカエルの像と、「古池や かわず飛び込む 水の音」の句が。

 

失礼ながらこちら本物の神社なのかなぁと思いましたが、おみくじはちゃんとありました。おみくじの中身は普通です。

 

下呂プリンとトロイマー

神社の隣にあった下呂プリンも思いっきりカエルフィーチャーです。お店も大人気で、開店直後からこのように行列ができていました。それにしても、このカエル、トロイマーのケロタンに似てるなぁ。

 

けろけろ: ようこそかえる世界へ

↑こちらがトロイマーのケロタン。

 

充実の下呂温泉博物館

この近くには温泉博物館もありました。ふらりと立ち寄ってみたのですが、内容は相当充実しています。下呂温泉だけでなく、日本全国の温泉地の観光ポスターからその温泉のタイプなどの紹介や、地学的に温泉を捉え解説した展示も多く、真剣に見学したら1時間では足りないです。

全国の温泉地や代表的な泉質について、温泉らしく紹介。凝ってます。

 

もちろん下呂温泉については特に詳しいです。

特にこれらのパネルの内容は勉強になりました。ただ温泉が出たから栄えた場所、というわけではなく、いろんな工夫と苦労があって下呂温泉が続いてきたということがよくわかった。

参考:【公式】 下呂発温泉博物館


そして再び川を渡って駅に行き、ここからまた特急で今度は高山に向かいます。

 

半日ではとても足りない高山

宮川朝市

高山に着いたら予約していたタクシーで朝一の宮川朝一に向かいます。予想通りインバウンドの方も多く、かなりの賑やかさ。

 

すぐ脇の河川敷は少し落ち着いています。

 

光ミュージアム

なぜ高山に

そしてここから再びタクシーに乗り、光ミュージアムへ。

崇教眞光が運営しているミュージアムです。私たちはこの宗教団体とは関係がありませんが、ここのコレクションがすごく、なんと今はあの葛飾北斎の富嶽三十六景すべての本物が見られるということでやってきたのです。

ところで、なぜ崇教眞光はここにミュージアムを設立したのでしょうか。しかも本部もここ高山にあるとのこと。発祥の地でもないみたいだし…

それをタクシーの運転手さんに聞いてみると即答してくださって、なんでも高山には位山(くらいやま)という霊山があるため、あやかってこちらに本部とミュージアムを設立したとのことです。
参考:日本の200名山 霊峰位山(くらいやま)|特集|【公式】飛騨高山旅ガイド|岐阜県高山市の観光・イベント情報!

ちなみにこの運転手さん、とてもお話が上手でサービスもよく、我々を楽しませてくださいました。ご自身の生い立ちや、育った高山を出て体調不良になったが高山でも戻ってきたらそれが治ったとか、少し前までは高山では夏はクーラーが入らなかったとか、そんな感じの高山に住みたくなるようなお話。


モチーフはマヤ文明

光ミュージアムの外観。外観も内部も南米のマヤ文明をモチーフにしています。

ホールでは定期的に光と音のショウが始まり、その時にはドビュッシーのアラベスクが流れます。能舞台まであります。

 

北斎もすごいが、それだけではなく

そしてここでまずは富岳三十六景を鑑賞。

私はたまたまこの数週間前に北斎展示の本場ともいえるすみだ国際美術館に行っていたが、そちらで展示されているのはレプリカ中心。作品保護のためです。それに富嶽三十六景全てを展示しているわけではありません。
一方、こちら光ミュージアムでは、期間限定ということもあってか本物を、そして三十六景とその後に追加で書かれた10枚も含めた46作品すべてを展示してあるのです。
結果、葛飾北斎のパワーに圧倒されました。

同行の友人とも、まんが表現の原流を感じるなぁという話に。

 

こういった「どこで何を描いたのか」マップも、全作品を展示しているとわかりやすいというか説得力があるというか。

 

この美術館は、他にもゴッホやモネ、キリコなどの西洋の逸品から横山大観や前田青邨などの日本画家などの美術品のコレクションも見事ですが、人類史(中南米が充実)・自然科学系(恐竜など)の展示も充実。科学博物館の要素もあるのです。子供たちにも学ぶところが大きいと思いますし、もちろん大人である私たちも十分に楽しむことができました。ここも真剣に見学したら、半日以上かかると思います。それほどの充実ぶり。なお、最上階の片隅には、崇教眞光の歴史を絵画で説明する小さなコーナーもありました。

参考:光ミュージアム|Hikaru Museum|光記念館|

 

光ミュージアムから高山の街にタクシーで戻る際に遠くに見えた立山連峰の山々。私たちは普段こういった風景を見慣れていないので、一同感激して眺めます。

 

高山市図書館 煥章館

タクシーで市街地に戻った後はメンバーそれぞれが自由行動。私、アニメ作品「氷菓」のロケ巡りに出かけました。高校生が日常の謎を解くというこの物語の舞台が高山で、実際の場所を作品に描き込んでいるのです。


まずは高山市図書館 煥章館へ。

「氷菓」抜きで単純に建物だけ見ても素晴らしいし、内部もとても味があります。アニメでも描かれていました。

そしてここから徒歩で向かったのが…

 

喫茶「バグパイプ」

この喫茶バグパイプ。アニメで描かれたそのままというところにも感激しましたが、図書館同様にアニメのロケ地になっていなくても非常に魅力的な空間です。

イギリスをモチーフにしたしつらえ。そして地元(らしき)の方々と「氷菓」のファンが静かに集まり、静かにリスペクトを店内に充満させて、静かに感想ノートに感想を書いていく。外国語のものもたくさんありました。お店もお客さんも、暖かな光の中でこの空間を作り上げている。そんな特別な空間の中で、時間は短かったですが、同行の友人とその雰囲気を楽しみました。

「氷菓」ロケ地はまだまだたくさんあるし、それ以外の見どころもまだまだたくさんある高山ですが、大阪に帰る特急の時間が迫っています。この後は駅まで歩き、そこで再度メンバーが集合し帰路につきました。

高山、実質滞在時間は6時間位でしたが、全く足りない。私にとっては2回目ですが、今度はもっと腰を落ち着けてみたい。そんな街でした。

 

(前日のメモはこちら)

 


関連メモ

 

 

 


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