庭を歩いてメモをとる

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3日目(1):オックスフォード

3日目 -9月15日 月曜日- の天候と服装

服装: 長袖Tシャツとシャツジャケット


ロンドンを発つ

今日はいよいよここロンドンを出てオックスフォードに向かい、そこでレンタカーを借りて今回の旅のハイライト・コッツウォルズを目指す日です。9時前にホテルをチェックアウトし、セントパンクラス駅に向かいます。この"Garth Hotel"は、ユーストンやセントパンクラスに歩いていける場所にあるのが便利。ここから10時頃の列車に乗り、オックスフォードに向かいます。予約なしでも座れましたが、車内の席はけっこううまっていました。

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Didcot駅。ここで乗り換えてオックスフォードを目指します。


オックスフォード

12時前にオックスフォードに着きました。11年前に来たときは古びた一地方駅という印象でしたが、今では自動改札になっていて今風の普通の駅といった感じです。

ここでレンタカー会社に電話するも、すぐに車を受け取れるはずだったのがレンタカー会社の都合で15時頃になるとのこと。うーん、日本だったら腹の立つところですが、ここイギリスならとりあえず「あきれる」くらいですませておくべきなのでしょうね。いちいち腹を立てていてはきりがないので。ということで予定を変更、オックスフォード観光に出かけます。

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観光するにもスーツケースが重いので、バックパッカー御用達の安宿"Oxford Backpackers"で荷物を預かってもらいました。駅の正面からまっすぐ市街地へ5分ほど歩いたところにあり、安宿とは言ってもスタッフも愛想がよく、きれいとはいえないが不潔ではない、といった印象。若者がほとんどなので暗い印象もなかったです。ここで身軽になっていざ市街地に。


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市街地中心部にある街のシンボル、Carfax Tower。


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市街地を散策した後、おなかがすいたのでオックスフォード最古のパブといわれる"The Bear"へ。しかし「スタッフ急病で人手が足りないため」という、これも日本ではまず考えられない理由によって休業になっていたので、急遽近くの路地に入ったところにあるここ、パブ"The Wheatsheaf"へ。比較的静かで落ち着いて食事ができました。ビールの試飲をさせてくれたりもしました。


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重厚な建物の多いオックスフォード大学の中でも、ひときわ存在感のあるChrist Church。ルイス・キャロルがここで教えていたらしいです。それにちなんでか、向かって左側に進んだ通りには、「不思議の国のアリス」グッズの店があります。


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Radcliffe Camera。図書館の読書室だそうです。


こんな建物の中を散歩し、落ち着いた気分になったころ。日本ではそろそろ深夜になる時間になったので、妻に電話をしたところ、今日阪神タイガースがリーグ優勝したというニュースを聞けました。イギリス研究会には熱心な阪神ファンがいるわけではないのですが、メンバーのほとんどが関西人なのでとりあえず盛り上がりました。


レンタカー

時間になったので、レンタカー会社に電話して、車が借りられる状態になったことを確認。しかし借りる場所が市街地からかなり離れているようです。Oxford Backpackersに荷物を取りに行き、駅前のバス乗り場からバスに乗り込みます。バスで20分くらいとのことでしたが、停留所で降りてからもかなり歩いたので、車を借りるのには結局1時間近くかかってしまいました。

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日本の地方の郊外にある小さな工業団地のような雰囲気の、車のディーラーが集まったところの、さらに一番奥、Vaxhall(オペル)の店にカウンターはありました。途中、案内板もなにもないので、もしこれが一人旅なら相当不安だったろうなと思います。また、折からの天気のため、停留所からここまでの道も日光を遮るものがないので顔が灼けてしょうがなかった。女性陣には特にきつかったと思います。


でも、それだけに車に乗り込めたときの開放感は格別でした。さっきまでうらめしかったイギリスに似つかわしくない強すぎる日差しでさえ、絶好のドライブ日和を思わせます。いよいよコッツウォルズへ向けて走り出します。


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