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(2023年版)おすすめの300円コインロッカー対応スーツケース

(2022年12月29日更新)

一番小さなコインロッカーに入るスーツケース(キャリーバッグ)はとても便利です。

実際に6年以上使った経験から、おすすめをご紹介します。

きっかけ

仕事柄、1~2泊程度の出張がときどきあり、過去10年で新幹線は200往復くらい、飛行機にも多い時で月に数回乗っていました。

それ以外にも1~2泊旅行にも年に何回か出かけていました。

そして、私は男性ですが、重い荷物を持って移動するのをかなりしんどく感じるほうです(要するに非力)。

というわけで、「300円コインロッカーに入るスーツケース」があるとはかどると思い、実際に6年以上、約80回使ってみた結果をご紹介します。

実際に使ってみた結果

選んだポイント

  • コインロッカーに入る。それも、一番小さなサイズ(いわゆる300円コインロッカー)に。
    • 300円コインロッカーのサイズは高さ31.5cm×横35.5cm×奥行57.5cm(例外あり。たとえば高さが20cm台のものなどがあります)
  • 書類などを入れられるフロントポケットがある
  • 国内線の小型機(100席未満)にも持ち込み可
    • 航空会社によりますが、「3辺合計100cm以内かつ45cm × 35cm × 20cm以内」に設定しているところが多いです。
    • 参考:JALANAスカイマークピーチ

このスーツケースを買った2016年当時は、この3つの条件を満たすものは探してみた範囲ではこの「アジアラゲージ パンテオン PTS-4005」(2022年販売終了)しかありませんでした。

コインロッカーに入れてみた

このスーツケースのサイズは次のとおりです。

  • 三辺合計(㎝):99cm
  • 高さ43.5cm×幅35cm×奥行20.5cm(つまり、主要航空会社の100席未満機内持ち込み可)
  • 容量: 21リットル
  • 重量:3kg

一般的なスーツケースだと、幅がネックになることが多いようですが、このスーツケースだと・・・

300円のコインロッカーに入れたところ。幅はぎりぎりですが、押し込んだり擦れたりはせず入れられます。奥行きはかなり余裕ありです。

これには本当に助けられています。荷物のためにいちいちホテルにまで戻らなくていいし、何より、大型コインロッカーがあるかないかの心配がいらないのが大きいです。

以前、普通サイズのスーツケースを使用していたときは、「コインロッカーは見つけたけど300円サイズしか空きがなく結局使えなかった」「大型ロッカーはあるけど数が少ないのですべて埋まっていた」などで、結局スーツケースと一緒に観光地をまわったことも一度や二度ではありませんでした。でもこれに変えてからは毎回身軽になっています。

新幹線の荷物棚にも入れやすい


こんなふうに、新幹線の荷物棚にも横向けにせずそのまま持ち手を手前にして載せられます。

通常のスーツケースだと車輪を横にする必要があるので、他の人の荷物、特にコートなどに車輪が触れて汚さないよう気を遣うことがあるのですが、これだと車輪を奥にできるのでその心配は不要です。ちょっとしたことですが気持ちの上ではかなり楽になれます。

全体像


全体。ハンドルは2段階調節です。(黒いファイルフォルダはA4サイズ、大きさ比較用です)

買ってからこれを80回ほど使用していますが、ハンドルも車輪も使用感も特に変わらず、安定して使用できています。しっかりしたつくりです。


フロントポケットが便利


このポケットがあるのとないのとでは使いやすさに格段の差が出ます。

出張先ですぐに会議に入るときなども書類やPCをすぐ出せるし、移動中もここにペットボトルなどを入れておくと便利です。

ただ、A4の書類は仕切りの奥にしか入れられません。それも10枚が限度かなあ。この点だけは少し不便です。


中の様子


こんな感じです。



付属のPCケースをはずし、仕切りをよけてみたところ。

かなり小さくはあるのですが、私の場合だと「20枚程度の書類 + 本数冊(またはA4サイズノートPC) + 500mlペットボトル + 首まくら + 充電ケーブル + 洗面具 + 着替え2泊分」までならこれでOKです(前ポケット含む)。


その他のおすすめポイント

  • 走行音が比較的静か
  • 四輪なので傾けなくても動かせて楽
  • ストッパーがないので電車の中などで手を離すと動いてしまうが、荷物棚に気軽に上げられるのであまり困らない
  • 本体についているトップハンドルに適度な弾力性があって、階段などで持つときに手への負担がけっこう軽減される
  • ファスナーの持ち手が大きくて使いやすい
  • TSAロック付き(使ったことないけど)


さらに、前述したとおり、これまでトータル80回以上使用していますがどこにもガタがくることなく快適に使用できている丈夫さも魅力です。

以上のように、この「パンテオン」のスーツケース、かなり満足して使っています。おすすめの300円コインロッカー対応スーツケースです。


その他の300円コインロッカー対応スーツケース

上のパンテオンのスーツケースは実体験上おすすめできるものですが、残念なことに2022年に販売終了してしまいました・・・

そこで、似たような(そしてパンテオンより安価な)「300円コインロッカー対応スーツケース」を探してみました。以下は、私自身は使ったことがないものですが、次の条件を満たしているものです。

  • 300円コインロッカー対応
  • フロントポケットまたはトップオープンつき
  • 価格が1万5,000円以下
  • amazonレビューが100件以上あり平均点が5点中3.9点以上(以上、2022年12月現在)


100席未満国内線持ち込み可

ざっと見たところ、100席未満国内線持ち込み可で上記の条件を満たすものは、これ以外にはなかなか見当たりませんでした。

アクタス トップオープン 24L
  • サイズ:高さ45 X 幅35X 奥行20㎝
  • 容量:24リットル
  • 重量:2.6kg


100席以上国内線持ち込み可(ただし100席未満国内線持ち込み不可

以下は、100席未満の国内線には持ち込みNGですが、それ以外の条件にはあてはまるものです。

Uniwalker SS型(ソフトタイプとハードタイプの組み合わせ)
  • サイズ:高さ46 X 幅35.5X 奥行21㎝
  • 容量:29リットル
  • 重量:2.45kg


Proevo JP-Design 10005
  • サイズ:高さ45 X 幅35X 奥行24㎝
  • 容量:33リットル
  • 重量:3.42kg




「コインロッカーに入るスーツケース」の便利な点

以前は、この程度の荷物は普通にかばんを使えばいいんじゃないのと思っていたこともありました。

でもやはり「気軽に身軽になれる」というのは私にとっては非常に大きなメリットです。出張先や旅行先の行動範囲や意欲にも大きな影響が出ますから。

結果的に「外出機会を最大限活用できる」ようになります。

あと、私は図書館をしょっちゅう使っているので必然的に紙の本を持ち歩くことが多くなるのですが、あまり躊躇せずに数冊の本をケースに放り込めるのもありがたい。

また最近では、月に1回、子どもたちを連れて日帰りで実家に行くときにも使うようになりました。野菜やお酒などのおみやげをもらうのに遠慮がなくなるので。親もそのほうがうれしいみたい。

ということで、これらの商品もそうですが、それ以上に「コインロッカーに入るスーツケース」という商品カテゴリーそのものをおすすめします。特に私のように、出張が多いけど気軽に身軽になりたいという方には。

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