和食であるスパゲティ・ナポリタンはいつどこで生まれたのか?それは1945年8月以降、アメリカ軍が滞在した横浜のホテルニューグランドで、総料理長・入江茂忠氏が考案したというのが通説のようです(出典:上野玲「ナポリタン」)。
ナポリタン好きとしては、ぜひ食してみたい。ということで、行ってきました。
元町・中華街駅下車すぐ。ナポリタンを出す「ザ・カフェ」に向かうも、連休・好天・いい気候のせいか、11時前というのに約30分待ち。
これが元祖ナポリタン。ハイクラスなホテルだけあってパスタがアルデンテだったらどうしようと思いましたが、そこはさすがにじっくりゆでたやわらか麺でした。全体的に上品な風味で、いわゆる昔の喫茶店のナポリタンと圧倒的に違うのが、トマトケチャップを使っていないこと(おそらくトマトピュレ)。なので甘さがかなり抑えられています。肉はベーコン、キノコはマッシュルームでした。
たしかにおいしい。また食べたい。でも、私たちが想像する「ナポリタン」とは違う、ホテルのトマトピュレパスタ、という感じでした。
ちなみにグラスビールといっしょで2,700円という価格設定には、それなりに覚悟はしていたものの、ちょっとびっくりしました。なお、ナポリタンそのもののお代は1,575円でした。