今朝の朝日新聞に、小倉エージ氏によるPaulのニューアルバム評が出ていました。
「ストーンズ クラプトン マッカートニー 相次ぎ新譜 還暦迎えてなお前進」というタイトルで3つの新譜に好意的なコメントを寄せています。Paulに関しては、「3作の中では最も聞き応えがある。・・・安穏として見えてシリアスな顔も覗かせる。」と書き、特に「戦争で歌を奪われた少女を描いたジェニー・レン」について、「反骨精神を持ち合わせた彼の一面を再認識させられる作品」と評しています。
この曲、Paul自身が「"Blackbird"の娘」とコメントしていたとライナーに書いてありますが、なるほどこの2曲、曲調だけでなく"Blackbird"が人権問題*1、"Jenny Wren"が戦争問題を扱っているという点でも「親子」なわけですね。この記事を読んでそんなことを思いました。
そういえば、昨日の朝はテレビでこの新譜のことが取り上げられてたようですね。そこまで気が回らなかった。まあいずれにせよこうやってPaulの話題が一般のメディアに出てくるのはうれしい限り。
*1:driving japan 2002でのPaulの日本語、この言葉はなかなか板についていましたね。