友人のおかげで、ベン・フォールズ(ファイヴ)のEPやシングルの曲を聴くことができました。ひとことで言えば、ベンの音楽性の幅広さを再認識。感謝です。
EP"Super D"で、レイ・チャールズ("Them That Got")ダークネス("Get Your Hands off My Woman")をカヴァーしてるところからしてそうなんですが、ほんといろんなタイプの音楽に貪欲、という感じがしました。シングル"Air"の"She Don't Use Jelly"(これもカヴァーですね。しかしなんて歌詞だ)に至ってはマンボだし。EP"Speed Graphic"の"In Between Days"や"Dog"、特に、EP"Rockin' The Suburbs"(これが一番面白かった)は3曲ともそれぞれ違うジャンルのよう。でも無節操に見えて、自分のスタイルに合うポイントをうまく消化している感じですね。すごい。
そんなEP/シングル群の中でも、EP"Sunny 16"は「普段のベン」が感じられた1枚。"Rock Star"と「ソングズ・フォー・シルヴァーマン」収録の"Trusted"のイントロなど・・・でも曲そのものは全然違うんですよね。そこがいい。
このへんの幅広さ、器用さをたまにでいいのでフルアルバムでも見せてくれると面白いと思います。