(2019年2月3日更新)
仕事柄、1泊程度の出張がときどきあり、過去10年で新幹線は200往復くらい乗っています。
それ以外にも一泊旅行にも年数回程度ですが出かけています。
そして私は男性ですが重い荷物を持って移動するのをかなりしんどく感じるほうです。
ということで、「コインロッカーに入るスーツケース」があるとはかどると思い、買って2年以上、約70回使ってみた結果をご紹介します。
選んだポイント
- コインロッカーに入る。それも、一番小さなサイズ(いわゆる300円コインロッカー)に。
- 国内線の小型機(100席未満)にも持ち込み可 ※航空会社によりますが「3辺合計100cm以内かつ45cm × 35cm × 20cm以内」に設定しているところが多いです。
- 書類などを入れられる外ポケットがある
このスーツケースを買った2016年当時は、この3つの条件を満たすものは探してみた範囲ではこれしかありませんでした。コインロッカーには入るものの、機内持ち込み可能なのは100席「以上」で、「100席未満は不可」のものはたくさんありましたが・・・※ 現時点では他にも選択肢はあるかもしれません
コインロッカーに入れてみる
このスーツケースのサイズは以下です。
- 三辺合計(㎝):100cm
- 高さ45cm×幅35cm×奥行20cm(主要航空会社の小型機機内持ち込み荷物制限内)
- 容量: 21リットル
- 重量:3kg
一方、一般的な300円コインロッカーのサイズは高さ31.5cm(20cm台のところも)×横35.5cm×奥行57.5cm。
一般的なスーツケースだと、幅がネックになることが多いようですが、このスーツケースだと・・・
300円のコインロッカーに入れたところ。幅はぎりぎりですが、押し込んだり擦れたりはせず入れられます。奥行きはかなり余裕ありです。
これには本当に助けられています。荷物のためにいちいちホテルにまで戻らなくていいし、何より、大型コインロッカーがあるかないかの心配がいらないのが大きいです。
以前の普通サイズのスーツケースを使用していたときは、コインロッカーは見つけたけど300円のサイズしかなく結局使えなかったり、大きめのロッカーはあるけど数が少ないのですべて埋まっていたりで、結局スーツケースと一緒に観光地をまわったことも一度や二度ではありませんでした。でもこれに変えてからは毎回身軽になっています。
こんなふうに、新幹線の荷物棚にも横向けにせずそのまま持ち手を手前にして載せられます。
通常のスーツケースだと車輪を横にする必要があるので、他の人の荷物、特にコートなどに車輪が触れて汚さないよう気を遣うことがあるのですが、これだと車輪を奥にできるのでその心配は不要です。ちょっとしたことですが気持ちの上ではかなり楽になれます。
全体。ハンドルは2段階調節です。(黒いファイルフォルダはA4サイズ、大きさ比較用です)
買ってからこれを50回ほど使用していますが、ハンドルも車輪も使用感も特に変わらず、安定して使用できています。しっかりしたつくりです。
前のポケット
このポケットがあるのとないのとでは使いやすさに格段の差が出ます。
出張先ですぐに会議に入るときなども書類やPCをすぐ出せるし、移動中もここにペットボトルなどを入れておくと便利です。
ただ、A4の書類は仕切りの奥にしか入れられません。それも10枚が限度かなあ。この点だけは少し不便です。
中の様子
こんな感じです。
付属のPCケースをはずし、仕切りをよけてみたところ。
かなり小さくはあるのですが、私の場合だと「20枚程度の書類 + 本数冊 + 500mlペットボトル + 首まくら + 充電ケーブル + 洗面具 + 着替え2泊分」までならこれでOKです(前ポケット含む)。
その他、このスーツケースのおすすめポイント
- 走行音が比較的静か
- 四輪なので傾けなくても動かせて楽
- ストッパーがないので電車の中などで手を離すと動いてしまうが、荷物棚に気軽に上げられるのであまり困らない
- 本体についているトップハンドルに適度な弾力性があって、階段などで持つときに手への負担がけっこう軽減される
- ファスナーの持ち手が大きくて使いやすい
- TSAロック付き(使ったことないけど)
さらに、2019年1月現在でトータル100回近く使用していますが、どこにもガタがくることなく快適に使用できている丈夫さも魅力です。
以上のように、この「パンテオン」のスーツケース、かなり満足して使っています。おすすめの300円コインロッカー対応スーツケースです。
「コインロッカーに入るスーツケース」「小さなスーツケース」の便利な点
以前は、この程度の荷物は普通にかばんを使えばいいんじゃないのと思っていたこともありました。
でもやはり「気軽に身軽になれる」というのは私にとっては非常に大きなメリットです。出張先や旅行先の行動範囲や意欲にも大きな影響が出ますから。
結果的に「外出機会を最大限活用できる」ようになります。
あと、私は図書館をしょっちゅう使っているので必然的に紙の本を持ち歩くことが多くなるのですが、あまり躊躇せずに数冊の本をケースに放り込めるのもありがたい。
また最近では、月に1回、子どもたちを連れて日帰りで実家に行くときにも使うようになりました。野菜やお酒などのおみやげをもらうのに遠慮がなくなるので。親もそのほうがうれしいみたい。
ということで、この商品もそうですが、それ以上に「コインロッカーに入るスーツケース」という商品カテゴリーそのものをおすすめします。特に私のように、出張が多いけど気軽に身軽になりたいという方には。
おすすめの300円コインロッカー対応スーツケース
- 高さ45×幅35×奥行20cm(主要航空会社の小型機機内持ち込み荷物制限内)
- 容量: 21リットル
- 重量:3kg
その他の300円コインロッカー対応スーツケース
上のPANTHEON PTS-4005KCスーツケースは実体験上おすすめできるものですが、18,000円程度します。
そこで、もっと気軽に使えるものはないのかと思い、探してみました。以下は、私自身は使ったことがないものですが、次の条件を満たしているものです。
- 販売価格1万円以下
- レビューが10件以上あり平均点が5点中3.5点以上
- 300円コインロッカー対応
- 外ポケットつき
- 100席以上国内線持ち込み可(使用時は航空会社に確認をお願いします)。ただし、PANTHEON PTS-4005KCと異なり、100席未満国内線持ち込み不可です。
(以上、2019年1月現在)
Hinomotoキャスター ソフトキャリースーツケース 9258 SSサイズ
- サイズ:高さ50 X 幅34 X 奥行23㎝
- 容量:32リットル
- 重量:2.8kg
Amazonベーシック ソフトスーツケース
- サイズ: 高さ45.7×幅34×奥行22.9cm
- 重量:2.34 Kg
- ※リンク先でサイズ「46cm」を選択してください。それ以外のサイズですと300円コインロッカーに入りません。
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