庭を歩いてメモをとる

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ティティカカ湖とアシでできた島・ウロス島

アンデス高原をひたすら8時間

昨日は防寒にスウェットを着て寝たこともあり、夜中に何度か目覚めながらも、6時前まで眠ることができました。徐々に体がこっちの時差に慣れてきたようです。

今日は異動にかなりの時間を費やす日。クスコからティティカカ湖畔まで、約8時間近くバスで移動するのです。クスコを6:45に出発。カルロスさんとはここでお別れです。とても親切で丁寧なガイドさんでした。どうもありがとう。
バスはクスコ市街を出、アンデスの高原列車の線路と平行にひたすら南を目指して進みます。


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アンデスの雪山を横目に進みます。


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天然の温泉もありました。


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町では青空市場が開かれていました。ここの人たちは人なつっこく親しみやすかったですが、土産物の売り子などはしてきませんでした。


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1か月後に予定されていた統一地方選挙のポスター。

この「トラクターに×印」は、「トラクターマークの政党に投票しましょう」の意味で、否定の×印ではありません。投票用紙には、各政党のシンボルマークが記載されてあり、それに×印をつけて投票する仕組みです。政党をマークで表記するのは、字の書けない人がいるためだそうです。ちなみにこのトラクターマークは、フジモリ大統領の党(つまり与党)です。


街を出ると、またアンデスの高原が広がっていきます。雄大な景色にもそろそろ飽きてきました。その頃、偶然バスのまわりの座席には同年代(20代後半)の人たちが集まっていたので、自然と共通の話題で盛り上がりました。その話題とは、「結婚したら子供をつくるべきか」。非日常の風景の中でなかなかシュールな話題でしたが、有意義で興味深い出来事でした。


アンデスの草原で日本食のお弁当

また、お昼の時間には、雄大な景色のど真ん中でバスを止め、草原で日本食のお弁当を食べました。またしてもシュールな感覚を味わいました。


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突然バスが止まり、


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こんな風に食べました。


さらに、食後は、隣の席の方と話し込んだのですが、お互い公共的要素が強く監督官庁からいろいろ規制されている企業に勤務していることがわかり、「郵政」「エネ庁」「通産」「ユニバーサル・サービス」「自由化」などのキーワードで盛り上がりました。これもまた車窓の風景とはちょっと似合わないけど興味深いひとときでした。

そんな様子で退屈することもなく、ティティカカ湖につきました。


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ティティカカ湖。茶色を基調とした風景に、青色が美しく映えています。


ティティカカ湖

ティティカカ湖畔のホテル「イスラ・エステベス」についてすぐ、モーターボートに乗り込みました。アシで出来た島、ウロス島へ向かうためです。

ボートに乗ってわかったのですが、湖のホテルや街に近い部分は、硫黄のようなにおいがします。生活排水に汚染されているためだそうです。神秘的なイメージを持つ湖にも、そんな問題が迫っていることを残念に思いました。でもしばらく進むと悪臭は消え、水も透明度を増してきました。

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汚染されているエリアは、こんな風に浮き草?がたくさん浮いていました。


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ウロス島が見えてきました。


ウロス島

ウロス島は、予想よりかなり大きな島でした。野球場数個分くらいはあるのではないでしょうか。上陸すると、やはり独特のやわらかい感触が足に伝わってきました。

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島の「陸地」の断面はこんな感じです。やはり植物が積み重なっている様子がわかります。


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家ももちろんアシでできています。お店も、例えばバーにはビールの看板も出ていて、普通の陸地の田舎とそんなに変わりません。


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電気はどうしているのかなと思っていたら、屋根の上にはソーラーシステムがありました。


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子供達が石臼ひきの実演。他にも、ここの子供達はなんと日本語で「チューリップ」や「証城寺のたぬきばやし(しょ、しょ、しょじょじ・・・のあの歌です)」を歌ってくれます。それに対し、私たちはお菓子やボールペンをあげるというシステムです。


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ティティカカ湖の魚。


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学校のグラウンドでサッカーをする生徒達。


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学校の資料室。


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島内をひととおり見た後は、アシの船クルーズに出ました。暮れ始めた空と湖面を滑る音とアシの感触は、とても心地よいものでした。


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ティティカカ湖の夕暮れ。

ウロス島を離れホテルに戻る頃には、あたりはすっかり暗くなっていました。そんな時突然ガイドさんが空を指さしました。南十字星です。南半球に来たのは2回目ですが、前回も今回も夜空を見るという楽しみをすっかり忘れていたので、突然素敵な贈り物をもらったような気分で、とても嬉しく思いました。


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