庭を歩いてメモをとる

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洞川温泉のつり橋・鍾乳洞 - 第62回イギリス研究会(2)

朝の洞川温泉

宿に泊まった翌日、いつものように早く目覚めたので、朝の温泉街を散歩してみました。


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宿の近くにある龍泉寺の紅葉。泥側は平地でいうと12月初旬の気候、ということは、紅葉の見頃でもあります。実際、この週末が「もみじまつり」の期間にあたっていました。


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朝の温泉街。


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「陀羅尼助丸」という看板があちこちに見られます。ほんとこれ、洞川の通りではどこにでもある。

これは「だらにすけがん」という胃腸薬で、洞川温泉名物の名物。伝説では、1300年前に疫病が大流行した際に、役の小角(えんのおづぬ。修験道の創始者)がこの薬を作り、多くの人を助けたと言われています。

昨夜、散歩中にも試供品をいただきました。
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ほとんどの家の前からは水がわき出ています。ホースでただ流しているところもあれば、こちらのように風流に飾っておられるところも。

後で宿の方に聞いてみると、このあたりは湧水が豊富で各家でそれぞれの持ち分があるため、このようにしているのだそうです。

水といえば、この近くの名産で「ごろごろ水」という名水があるそうなのですが、今回の旅では時間がなくその湧水池までは行けませんでした。が、洞川温泉街でもペットボトル等では売られています。


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川の水も当然ながら澄んでいます。


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宿に戻ってみんなで朝食。こちらも夕食同様おなかいっぱいで満足。

この後、バスが出る12時過ぎまでの間、周囲を散策することに。


龍泉寺

10時に宿をチェックアウトして散策開始。

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宿の向かいの土産物屋さんへ。昨晩いただいたかき餅がおいしかったので購入。


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宿からほど近い龍泉寺へ。「修験道の根本道場として修行者を迎える霊場となりました。龍の口より湧き出る清水によって満たされた池は、水行場としても名高く、修行者の身心を清める第一の行場となっています。」(龍泉寺公式サイトから引用)


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本堂。1946年の大火で消失後、再建されました。


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池と紅葉。


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「龍泉寺」の名の元になった龍ノ口の泉。

ここから10分ほど山道を歩けば、つり橋「かりがね橋」です。


かりがね橋

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かりがね橋。写真ではわかりにくいかもしれませんがなかなかの高度で、高いところが苦手な私にはけっこうきつかったです。ただ、両側が金網で覆われている分、見晴らしはちょっと妨げられますが恐怖心は和らぎました。


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金網の間から下を見下ろしてみます。


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橋を渡って10分もしないうちに展望台に。洞川の集落が一望できます。

次は、再度かりがね橋を経由して鍾乳洞に向かいます。


面不動鍾乳洞

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洞川は紅葉もすすきも見頃です。


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展望台から約30分歩いて、面不動鍾乳洞に到着。

関西最大級の鍾乳洞だそうです。一部の私人の努力で昭和初期に観光できるようになり、1979年奈良県が天然記念物に指定。


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入り口。


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洞内はこのようにライトアップされており、それぞれの空洞に名前がついています。

このような空洞が思ったよりたくさんあり、ざっと廻るだけでも20分ほどかかりました。


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動物の化石。1000年以上前のかわうそや猿のものだそうです。


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出口から。写っているトロッコで温泉街に下りることもできます。

さて、この時点で11:40。温泉街に下りて宿に荷物を取りに行き、下市口駅に戻る12:25発のバスに乗るにはぎりぎりの時間になってしまいました。


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昼ごはんは温泉街でいただこうと思っていましたが、時間がないのでこちらのお店で柿の葉寿司を持ち帰り。


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バス。12:25に洞川温泉を後にし、近鉄下市口駅には13:50ごろ到着しました。ここで5人は解散しました。

洞川温泉に行ってみた感想

(一緒に行ったみんなの感想ではなく、よしてる個人の感想です)

  • 温泉街がコンパクトで情緒があったのがよかった(特に夜)。歩いていて愉しかった。
  • 周辺にも歩いて行ける見どころがわりとあって、できればもう半日くらいいたかった(通算1.5日くらいいたかった)
  • たしかに水がおいしかった。
  • 公共交通機関だけで行くとすると最寄り駅からのバスが限られているところがネックか(それでも冬期以外は7本ある)
  • 夏にまた行きたい。きっと涼しくて気持ちいいだろう。
  • 洞川温泉とは直接関係ないけど「青の交響曲」も素晴らしかった。列車が豪華だとそれだけで気持ちが盛り上がるということを体験できた。


この旅の話題リスト

5人の中で出てきた話題の一部です。


前日のメモ



旅をともにした方のこの日のブログ



「イギリス研究会」関連メモまとめ


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