4月11日(土)〜12日(日)、メンバーの旦那さんでスコットランド人の方1名もゲスト参加していただき、浜松へ一泊旅行しました。
オークラアクトシティホテル浜松 中国料理 桃花林
ちゃんとした丁寧な中華料理、という印象。席もゆったりめで居心地よかったです。
予想以上におもしろく見応えがありました。なお、写真撮影・ネット投稿自由だそうです。
入っていきなり壮観なガムランコーナー。
クラヴィコード。これとチェンバロとピアノの仕組みの違いが目で見て弾いてわかるコーナーは本当に勉強になりました。それまでは本などで解説を読んでも理解できなかったのがすっきりりかいできました。当日は博物館員の方がチェンバロを実演し構造や奏法を説明する時間もあり、こちらも興味深かった。
こんなデザインのバイオリン(ハルダンゲルフィドル)など、見て楽しい楽器もたくさん。
DX7も。これが博物館に入る時代か・・・とツイートしたら、何人かの方々からリプライをいただきました。
体験コーナーではアフリカの親指ピアノを試すことができました。これも文字の説明ではわかりにくかった楽器。触ってみてはじめてすっと理解できました。他にも、モンゴルの草原をイメージした馬頭琴試奏コーナーも。
こんな感じで、古今東西の楽器が楽しめるところでした。音楽好きなら半日くらい楽しめるかも。でも、打楽器系が弱いのと、エレキギターは数本しかなかったところだけはちょっと物足りなく感じました。
浜名湖畔のホテルで温泉と食事、晩酌。
1日目の話題(一部)
※内容は個人の感想・意見で、会を代表するものではありません(2日目も同様)
- 日本語の色の名前:形容詞として使う場合赤・青・黒・白は「○い」、黄と茶は「○色い」、その他は「○色の」になるのはなぜか。
- (参考)なにげにてごわい日本語 著者: 金井勇人(←Googleブックス検索結果。クリック先の1ページ前[24ページ]参照)
- イギリスではイースターの祝日が設定されているが、信教の自由がある国なのになぜなのか?
- 日本にも宗教に関連した祝日がある:The Day for National Foundation, not the National Foundation Day(英語)
- わざと人が嫌がることをする人は、実は近づきたがっているのではないか。気を惹きたいという思い、承認欲求がそうさせるのでは。
- 死について:
- blue print(青写真、設計図), blue blood(高貴な生まれ), blue film(ポルノフィルム)、なぜ同じblueでこんなに意味が違うのか
- 職場でベニーニという国の話が出た。どこの国だろう?
- 本籍地制度はなぜあるのか(イギリスにはない)
- 戸籍の管理場所がわかる以外の意味はないのでは?
- 教育も仕事の指導も、結局それを受ける側本人に気づきがないと本人が伸びない
舞阪漁港
2日目はホテルから歩いて行ける舞阪漁港へ。
水揚げされたばかりのシラスははじめて見ました。透明ですが、かたまりはグレーに見えます。
歩いていてたまたま見つけたカフェですが、昼からいろんなアルコールを提供しているし、スイーツのオーダーも融通を利かせてくれたりと、とても居心地のよいお店でした。
2日目の話題(一部)
- (スコットランドの方から)日本は公共の場所におけるアナウンスが多い社会だ。なぜ?
- Aさん:アナウンスで人をコントロールしようとしている姿勢の現れではないか。実際にコントロールできるかどうかはともかく、「言うことをきいておけば間違いない」というような意識がコントロールする側、される側にもあるのではないか
- Bさん:「事故があったとき非難されないように」の予防のためで、その「念のため」のレベルが度を超した結果ではないか
- (スコットランドの方が浜名湖のシラス漁港を訪れて)港に女性がいる(水揚げしたシラスを運ぶなどしている)のが意外。イギリスでは男性しかいない。炭鉱も同様である。
- Aさん:イギリスは女性の社会参加が日本より進んでいると思われる国なのに興味深い。
- (スコットランドの方)日本は、放射線汚染物質をどうしようとしているのか?
- 明確には誰も答えられず。
- 失業と自殺の関係:男女では結果が逆
- 世界の平均年齢ランキング
- 同性愛許容度の国際比較:日本の特徴は世代による差がきわめて大きいこと
- 各国の人が信頼する組織・制度:各国ともに信頼度は様々。日本の特徴は新聞の信頼度が高く、宗教組織の信頼度が低いこと、など。
リンク
- メンバーKatsumiさんのブログ:[お出かけ]浜松1日目、[お出かけ]浜松2日目
- 最近のイギリス研究会についてのメモ一覧