2008-01-01から1年間の記事一覧
西宮市〜宝塚市を南北に走る阪急今津線北側。この8駅14分間を舞台にした小説があるというので(西宮の本屋ではどこでもけっこう目立つ場所にディスプレイされています)、手に取ってみました。今年の目標「西宮を知る」シリーズの一環として。内容は、駅ごと…
前回に引き続き、今回は自転車で西宮の南へ出かけてみました。今回のテーマは、西宮名物「酒」です。 西宮神社。全国のえびす神社の総本山です。ちょうど私が行ったときには結婚式が行われていました。お幸せに。 宮水発祥の地。西宮で酒造りが発展した理由…
[物語]カメラマン・ジェフは、足を怪我して車いすの生活。向かいのマンションの裏窓から見える、様々な人々の生活を覗き見して退屈を紛らわせていた。ある夜、彼は女の悲鳴を聞いた。その後男が雨の中大きなトランクを抱えて2度も外出する姿を目撃する。不審…
同じく「十二人の怒れる男」を観たときのコメントでやまのさんが紹介してくださった本。二人が、12本の映画を愉しく深く語っていきます。映画のかなり細かいところまでが語られているので、映画を観た直後か何回も観た後に読むのがよさそうですね、この本は…
「十二人の怒れる男」を観たときのコメントで複数の方が挙げていらっしゃったこの作品。もし日本に陪審員制度があったら・・・という仮定のもと、「怒れる男」とは逆に全員無罪の状態から始まります。しかし、ただ話を逆にしただけじゃないどんでん返しもあ…
村上春樹さん曰く「これまでの人生で巡り会ったもっとも重要な本」3冊のうちの1冊、東大教官がすすめる本第1位、「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」さん曰く「小説のラスボス」。いやがおうにも期待が高まるこの本をついに手に取ってみ…
今年の目標のひとつ、「住んでいる街西宮を知る」。この一環で、市内の町名をだいたいでいいから把握したいという話をしたら、友人が「自転車に乗って、がんがん道に迷って、地図を開くといい」と教えてくれました。今日は天気も気候も最高なので、地図と水…
1. THE BLUE HEARTS / 雨上がり2. Paul McCartney / Blue Suede Shoes3. THE BLUE HEARTS / ナビゲーター4. THE BLUE HEARTS / 手紙5. THE BLUE HEARTS / 年をとろう6. Bach, J.S. / ゴルトベルク変奏曲第1変奏(ピアノ:グレン・グールド)7. THE BOOM / 島唄…
父親殺しの容疑をかけられている少年。彼の行く末は、12人の陪審員に委ねられた。陪審員全員が有罪を宣告すれば、少年は死刑になる。状況は少年に圧倒的不利。すんなり有罪になるかと思いきや、一人の男が有罪宣告に疑問を呈したことがきっかけで、陪審員の…
義理の父母と家族で行ってきました。今年の私の目標のひとつに、「西宮を知る」というのがあるのですが、その一環でもあります。 植物園の前を流れる夙川。市街地を流れる様子とは違って、すっかり山の川です。 入ってすぐに山桜が。 しだれ桜もきれいです。…
ほんとハリウッドっぽくないなあ、いい意味で。映像から物語から、無理に面白く見せようとするところが一切なかったという印象です。ではつまらなかったのかというとそんなことは決してない。先日観た「ミスティック・リバー」同様、イーストウッド監督の腕…
大川周明のラジオ講話「なぜ日本は真珠湾攻撃を行ったのか」について、前回とは違った視点で書かれた本を探していたところ、妻が一冊の本を紹介してくれました。戦後、東京裁判において政治家以外で唯一A級戦犯(平和に対する罪)で起訴された大川周明が、太…
[物語]少年だったジミー、デイブ、ショーン。男たちが現れ、デイブだけを連れ去ってしまう。デイブは4日間監禁されていた。 大人になった3人。ジミーの娘が殺害されてしまう。殺される直前の娘を目撃したデイブと刑事になっているショーンは、その事件に関わ…
1. BOOM BOOM SATELLITES / UPSIDE DOWN2. namco / POLE POSITION3. Paul McCartney / All Shook Up4. Radiohead / Let Down5. Yellow Magic Orchestra / Behind The Mask6. 坂本龍一 / The Last Emperor-Theme (The Last Emperor)7. J.S.バッハ / ゴルトベ…
先日のメモでも取り上げた本ですが、先日のテーマ「日本はなぜ真珠湾攻撃を行ったのか」からははずれるけど興味深かった部分をメモ。 戦時下の国民生活の窮乏度枢軸国はどこも窮乏していたと思っていたのですが、ドイツと日本ではかなり事情が違っていたよう…
ウガンダの独裁者アミンを、主治医だった若い医師の視点で捉えた物語。こう書くと、アミンの非道ぶりを再現したドキュメンタリータッチの作品だと思われるかもしれません。私もそう思って観始めました。しかし実際は、どちらかというとスコットランド人医師…
英文ブログで、日本人が真珠湾攻撃についてどう感じているかを書いたところ、「日米交渉中だったのに、そもそもなぜ真珠湾攻撃を行ったのか」という質問コメントがつきました。きちんとお応えしたいところですが、実は私もよく知らないので、本を読んで調べ…
(2018年2月10日更新)前回に引き続き、印象深かったところをメモ。 統合失調症の遺伝子はなぜ残っているのか 統合失調症は、世界中どの民族でも同じくらいの頻度(1%)で発生する。 これは特別で、遺伝子に影響される多くの病気は、一部の民族に特有である…
ホテルの部屋はパークビューだった(感謝!)ので、朝起きて外を眺めていい気分に。ホテルを出たのは10時過ぎ。まずはどうせなので船に乗って運河で中心地まで行き、展望塔ドムトールンへ。 上から眺めても、やっぱり丁寧につくられた施設だな、という印象。…
妻と息子とでハウステンボスへ。妻が以前からここでチューリップを見たいと言っていたし、もうすぐ息子が1歳になるのでそのお祝いも兼ねて、チューリップ祭りの始まる今日から行くことにしました。行きは飛行機+船で。船が着いた場所はハウステンボスのやや…
1. 坂本九 / 上を向いて歩こう2. 坂本龍一 / The Last Emperor-Theme3. 滝廉太郎 / 花4. スクール・メイツ・ブラザーズ / 鉄腕アトム5. ザ・ピーナッツ / 恋のバカンス6. THE BOOM / 島唄 〜オリジナル・ヴァージョン〜7. Wendy James / This Is A Test8. Ye…
1月2日のメモでご相談したフランスの知人に紹介する日本の音楽、こんなふうにまとめてみました。コメントをくださったみなさん、本当にありがとうございました。1.源博雅 / 長慶子(10世紀)2.作者不詳 /かっぽれ(19世紀?)3.滝廉太郎 / 花(1900)4.宮城道雄 / …
やわらかな遺伝子 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)posted with ヨメレバマット・リドレー 早川書房 2014-07-10 AmazonKindle楽天ブックス7net ここ数年、「氏か育ちか」論争に関係した本を何冊か読んできましたが、ついに決定版とも言える本を見つけました…
ナショナリズムについて考えようとしたときに、この本がいろんなところで引き合いに出されていたので読んでみました。ただ、あまりにたくさんの情報が詰め込まれていて私の頭にはオーバーフロー気味だったので、ものすごく乱暴に単純化した上でメモします(…
週刊少年ジャンプの今週号に出ていたので読みました(店頭からなくなるころに書くなって感じですが)。「キラ」が復活し、ニアはどう動く、という話ですが・・・うーん、これは何をいいたかったんだろう。夜神月くらいでないとキラはつとまらない?Lが犯罪捜…
大富豪で飛行機野郎で映画プロデューサーのハワード・ヒューズの一生(晩年を除く)を映画化。これだけ破天荒でエピソードが多い人の場合、何をどう見せて、何を削るかが大事になってくると思うのですが、そこはさすがマーティン・スコセッシ監督。通常より…
10年ほど前にはやったこの本。興味深かったのは、タイトル通り平気でうそをつく人たちのエピソードですが、その他にも気になったところをメモ。 私は、邪悪性を「・・・精神的成長を妨げるために政治的な力を行使する−すなわち、あからさまな、あるいはひそ…
この3連休は東京。着いて最初に向かったのがこのラーメン屋さん「粋な一生」。秋葉原駅から歩いて5分ちょっと。話題の塩をいただきました。一言で言えば、「ふつうのラーメンをおいしくした」感じ。なんじゃそりゃ、と思われるかもしれませんが、とにかく意…
以前から、芸術家がこれを飲んで身を滅ばしただの幻覚が見えるだのいろんな噂を聞いていた酒・アブサン。今日はこの酒の名前をそのまま店名にしたバー、absintheに行き、初アブサンを味わってみました。独特の薬草系の強い香り。アルコール度数50%くらいのを…
[物語]19世紀末のイギリス。奇術師アンジャーがショウを失敗し死亡。その場にいたライバルの奇術師ボーデンが殺人の容疑で逮捕され、死刑判決が出る。これはアンジャーの策略なのか?若い頃からライバル関係にあった二人の人生とトリックが次第に明かされて…