庭を歩いてメモをとる

おもしろいことや気になることのメモをとっています。

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

バード

勤務先の上司が紹介してくださったこの作品、チャーリー・パーカー(バード)の生涯のうち、主に妻チャンと出会ってからの時期を中心に描いた映画です。私はジャズに関してはまったくの初心者、というかきちんと聴いたアルバムがほとんどなく、チャーリー・…

現代の戦後観は60年代に発明された-「小熊英二「<民主>と<愛国>」第三部(1960年代以降)・結論

第ニ部からの続きです。 高度成長期 ・高度成長の進行とともに、生活の安定をもたらしてくれる「日本」への信頼と安心が、無自覚的なナショナリズムというかたちで定着しつつあった。NHK放送世論調査所の調査「日本人と西洋人の優劣」に対し、「日本人が優れ…

トルーマン・カポーティ「夜の樹」

短編集。都市生活者の凍えそうな孤独を浮き彫りにしたかと思えば、地方の子どもの天真爛漫な(そこにはいくばくかの「子どもならではの怖ろしさ」も見え隠れするのですが)生命力を描き出す。それでいてどの作品もびっくりするくらいの完成度で、そして大事…

ポール・マッカートニー/追憶の彼方に〜メモリー・オールモスト・フルを10日間聴き込んでみて

10日間聴き込んでみた、本日時点での全曲感想です。

iPod+iTunesのCMにポールが

「追憶の彼方に〜メモリー・オールモスト・フル」にはかなり満足してるけど、「ダンス・トゥナイト」はシングルとしては弱いしポールの曲としてはもうひとひねりして欲しかったな・・・と思っていたのですが。このCM観たら急に「いいかも」って思えてきまし…

追憶の彼方に〜iTS予約配信まだ?→結局タワーで買いました

8:00。昨日から一般販売は始まっているのに予約配信はまだだなんて。アップル、早くなんとかして。 20:30。会社帰り、体が勝手にタワーレコードに動き、ポールの新譜コーナーへ。 試聴しました。 2日間何も持たずに海を漂流して喉が渇ききった人がたまらず海…

戦後民主主義が「欺瞞」と思われたきっかけとは-小熊英二「<民主>と<愛国>」第二部(1950年代)

第一部からの続きです。 教育界 ・戦時中、教育者は生徒の模範であらねばならないという意識は、彼らを当時の規範に従わせる要因となった。そのため彼らは、他の学問分野に比べ、戦争協力に巻き込まれる可能性が高かったようである。・戦後の教育学者の中か…

2007年5月 iPod再生回数上位曲

1. 東京スカパラダイスオーケストラ / アブソリュート・エゴ・ダンス2. Paul McCartney / (I'm Partial to Your) Abracadabra3. Radiohead / No Surprises4. The Fratellis / Whistle For The Choir5. My Little Lover / DESTINY6. Paul McCartney / Blue Su…


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