東京出張明けの日曜日、友人がこのイベントのことを教えてくれたので行ってきました。
混雑状況
- 最終日の8日前の5月22日・日曜日、13時頃現地着
- 当日券に並んだのは10分弱
- この時点で定員のある展示(プレイステーションVR体験、マインクラフトなど)はすべて満席
- 入場後、ゲーム実機は人気のあるもので10〜20分待ち
14時過ぎのSTAGE1(70~80年代のアーケード中心のコーナー)、ディグダグ、ドンキーコングあたりの状況。
個人的見どころ
※この展示エリアの撮影はOKでした。
世界初のアーケードゲーム、COMPUTER SPACE。この筐体を観られただけでも、入場料1500円の半分のもとがとれた気がしました。もう半分は・・・
ATARI最初のゲーム、PONG。これは実機は作動しないのですが、プロジェクタ表示でプレイできるんですよね。たいていのメジャーなレトロゲームはヴァーチャルコンソールなどで復刻版をプレイできますがこれはそういうのがない(と思う)ので、並んでプレイしました。が、対戦ゲームなのに私はぼっちで来ていたので一人ピンポンというなんともな状態に。でもこの伝説のゲームで遊べてうれしかった!!入場料のもう半分はこれで軽くクリアです。ビートルズに例えたら4人のキャヴァンライブを観られたって感じですかね(急に音楽でたとえてすみません)。
このあたりの蛍光表示管のゲームは懐かしさ爆発というのもあるのですが(どれも美麗品で驚きました。プレイはできませんでした。)、ひとつのゲーム専用なので筐体もそのゲームに特化してデザインされていること、またそのデザインが今観てもかなりいい感じなことを35年ぶりに実機に再会して実感。
液晶ゲームは逆に特化デザインじゃないんですよね。このへんがコストダウンできた理由のひとつかも(当時、蛍光表示管ゲームのほうがやや高級な位置づけでした)。
80年代のゲーム機に混じってゲーム用途が多かったPCも。このあたりの「幅広さ」も好印象。Apple IIcは今見てもかっこいい。しかしシンクレアZX81、当時も電機屋さんなどで見かけた記憶がなく雑誌上だけでの存在だったけど、まさか2016年に実機に会えるとは・・・
アフターバーナーのクレイドルタイプ。プレイしたかったけど時間がとれませんでした。
The Beatles Rock Band. 実プレイをしている光景は初めて見ました。日本版が出ていないゲームなのに入れ替わり立ち替わりプレイされていて、中にはかなり上手な人もいて(ドラム)、これは北米版をプレイしている方なのか、あるいはリアル楽器の経験が活きているのか。
来客層
以上、45歳の私が個人的に感慨深かった箇所のみのメモですが、もちろんこれ以外の年代(90年代から現代まで)のゲームも幅広く網羅されています。むしろこの展示の売りは発売予定のプレイステーションVRを先行体験できることや主に子供達の間で大人気のマインクラフトのプレイなどだったりします。しかし館内アナウンスによると80年代のゲームが多いコーナー(STAGE1・2)が一番混雑しているとのことでしたので、それ目当ての方が一番多かったのかもしれません。
実際、かなり幅広い年代の男性女性が来ていましたが、コア客層は同年代か少し下(40代~30代半ば)の子連れだったような。外国人の方の姿も目立ちました。でも、60代以上は皆無。このGAME ON、ビデオゲームの歴史を一望するだけでなく、ビデオゲームがある時代に忽然と現れ、それ以降人々を魅了し続けていることを視覚的に見せてくれた場だったとも言えそうです。
関連メモ
オールドナムコファンなので、それ関連が多いです。