
- アーティスト: 大槻ケンヂ,小沢健二,高橋佐代子,山上路夫,増田隆宣,リック・ニールセン,大村憲司,橘高文彦,中山努,井上堯之,チープとっくり
- 出版社/メーカー: MCAビクター
- 発売日: 1995/08/23
- メディア: CD
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1.は、原曲を台無しにしてるとか、好き勝手しすぎとか感じる方も多いんだろうなとは思うし、そういった感覚を否定する気持ちはありません。
でも、これはオーケンが全身でこの歌の魅力を感じまくって表現しまくってる、この曲のテーマを体現したカバーだと私は感じています。強く強く。
自らが秀逸な詩人であるオーケンは、きっとこの歌詞に打ちのめされひれ伏した上で、飲み込み自身の血肉としたのだろうと思います。具体的に歌詞のどこに打ちのめされたのか?それは歌い方でよくわかる。
その感情の奔流をあますところなく受け止め支えるピアノとギターも本当に質の高い仕事をしています。
この8月は高校の同窓会をはじめ人生振り返り系の機会が何度かあり、その度にこの歌が頭の中で流れ「くる」ものがありました。そんな機会にこの歌を聴くとそうなってしまうのは、もはや物理的法則です、私の場合は。
もちろんオリジナルも、オリジナルに小沢健二自身が感情の奔流を加えた「我ら、時」バージョンのどちらも好きですが、今月はもうとにかく脳内でオーケンがかかりつづけ、僕はそれにずっと耳を傾けていました。