庭を歩いてメモをとる

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Muse / United States of Eurasia (+Collateral Damage)

The Resistance

アルバム"The Resistance"収録。遅ればせながら私の初Museがこれでした。人気があるのも納得です。単純さからは離れながらも難しすぎないサウンドセンス。多彩な楽曲。ロックの文脈とは明らかに異なるラフマニノフ風キーボード。そして音世界に完璧にフィットしているヴォーカル。

このアルバムの中でも、特に気に入ったのがこの"United States of Eurasia (+Collateral Damage)"です。おとなしいながらもただものではなさそうなイントロ。バラードと見せかけて突如Queen節全開。中近東風メロディをストリングスで。そしてラストはショパンのノクターン第2番。なにこれおもしろい。

一曲の中であっちに行ったりこっちに来たりしているのはそれなりにありますが、「は?」という驚きと完成度がきちんと同居している作品は久しぶりでした。


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