庭を歩いてメモをとる

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Paul McCartney on the Late Show with David Letterman

Paul McCartney on the Late Show with David Letterman

遅ればせながら、15日のライブを今日やっと観ました。

まずシチュエーションがぞくぞくしますね。Ed Sullivan Theaterの入口ひさしでライヴをするという。市街地での奥外ライヴとくれば、いろんなバンドが後を追ったThe Beatlesのルーフトップセッションを思い出さずにはいられません。それを40年後に再現、とまではいいませんけど似た状況でやりきるポール。そしてThe Beatles時代以上の路上のオーディエンス数、ビルの窓に鈴なりの人々。The Beatlesのときと違って事前告知が当然あったのでしょうが、それでもこの熱気にはさすがポール、といいたくなります。

曲も、ビートルズ時代の曲だけじゃなくソロ、Wings、そしてリンク先には出てきませんがThe Firemanまでと、オーディエンスへのおもねりがない(でもエンターテインメント性は高い)選曲にしびれます。いや最近のライヴでは普通にやる曲ですけど、限られた時間の中でこれを選ぶかっていうところがですね。バンドも、10年近いつきあいですっかり(いい意味で)こなれたパフォーマンスになっていて、安心してしびれることができました。

あと、何を考えているのかといいたくなるくらいかっこよくなかったここ10年のライヴの服装とはちがって、ピンクのクレリックシャツ+サスペンダーというブリティッシュかつ軽妙なスタイルでポールが演ってくれたのもけっこうポイント高いと思いました。

いやあ、さすが、67歳でも全然いけますねこの方は。この調子で日本にも是非。


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