(2010年8月5日追記:このお店は行列への苦情が理由で移転するそうです。)
明日は友人の結婚記念音楽祭。昨日は絶妙のタイミングで東京出張。というわけで今日は東京巡りをしてみようと思い、まず向かったのがつけめんで有名な六厘舎。大崎から歩いて10分くらい。
有名店ですごい行列と聞いていたので、開店50分前の10時40分にお店に行ったら、すでに20人ほどが並んでいました。そのまま並ぶと一般家庭の前に並んでしまうことになるので、お店の案内もあり列の途中から道の反対側に移動して並び直します。
本来11時半開店のはずですが、11時過ぎに開けてくれたようです。この店は12人入れ替え制。カウンターに12人が並んで食べ始め、全員が食べ終わったら総入れ替えというシステムです。私は2巡目でした。つけめんに味玉、豚ほぐし(豚肉を細かく刻んだもの)、そしてビール。
さてお味は・・・
まず麺の太さ、固さが独特でおもしろい。ふつうのラーメンの麺とうどんの中間の太さで若干の縮れが食べ応えありです。そして味付け。魚粉がかかっているのですがこれがいい味を出しています。魚のいい風味を引き出している感じ。他になさそうな味です。おいしかった。
しかし。ビールを頼んだのが間違いでした。この店の入れ替えシステムからすると、ゆっくりビールを飲みながら・・・というわけにはいかないのですね。店員さんの応対は丁寧でしたが、客が一人抜け二人抜け・・・私以外には一人しかいないという状態になるとやはり焦ります。外には50人くらいの人が並んでるわけだし。
それと、スープがそれほど熱くないので、冷たいつけめんを入れているとすぐに冷めてしまった。このお店には麺を暖める「あつもり」というメニューもあるので、そっちにすればよかったかな。
と思いつつ、つけ汁のスープ割り(ゆずを使ったこれまた他にない風味)も全部いただき、あわただしいながらもすべてを味わいました。