午後が休みだったけど、中途半端な時間に帰宅したため、特にまとまったこともできない。ならせっかくなので昔録画したまま観てなかった映画でも、と思ってピックアップしたのがこの作品。
[物語]
18世紀のイタリア。貴族のレオナルドは酒と賭博に溺れる日々に、旅芸人一座のプリマドンナ・イリスに一目惚れする。しかしイリスはレオナルドに見向きもしない上嫌悪するまでになる。失意のレオナルドは仮面をつけ正体を明かさぬよう彼女に接近するのだが・・・
[感想]
イリス役ヘレナ・ボナム・カーターの可憐さと風景の美しさ。それにつきる作品だと思います。一級の西洋絵画と見まごう映像美。イリスが昼寝してるシーンなんか額縁に入れて飾っても違和感ないのでは。
物語は単純ですが、おとぎ話と解釈すればよいかと思います。そういえば台詞まわしも芝居そのものだし、これはおとぎ話の絵本ってことですね。こういう映画もいいもんですね。