庭を歩いてメモをとる

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荒木飛呂彦デザインのTシャツ「キラー・クイーン」とタグを見て

荒木飛呂彦さんがユニクロのTシャツ公募デザイン企画に審査員として参加し、ゲストとして3枚をデザイン。うちの1枚が今日届きました。たったの1000円(定価)ということもあり、やはり買ったのは2着(着るのと保存用と)。近所のユニクロでは売り切れだったので先週ネットで買ったのですが、そちらもすぐに売り切れたようですね。

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描かれている「キラー・クイーン」を操る吉良吉影は、以前にも書いたように妙にシンパシーと憧れのようなものを感じてしまうキャラクターなので、ただ荒木デザインだから買うってだけではないところも個人的にはいい感じ。



それにしても、ユニクロのTシャツに、荒木さんのいつまでたっても老けない謎のお顔のタグがついているというのはなんとも不思議な気持ちです。タグ裏の解説は次の通り。

荒木飛呂彦
1960年宮城県生まれ。漫画家。80年にデビュー作「武装ポーカー」で手塚賞受賞。86年からスタートした「ジョジョの奇妙な冒険」は、主人公が変遷しながら、現在の第7部に至るまで20年に渡って長期連載されている。代表作に「バオー来訪者」「魔少年ビーティー」「ゴージャス☆アイリン」などがある。

こうして見ると、この方のキャリアにおける「ジョジョ」の占める割合がどれほど高いか、改めて思い知らされます。「ジョジョ」は計90巻近く、他の全作品は合計でも10冊いかないわけですから。

「ジョジョ」は大傑作だと感じているし、私の人生というか「好み」を決定づけた個人的にも非常に思い入れのある作品ですが、それでも、荒木さんには、もうちょっと「ジョジョ」に偏らずいろいろ描いていただければなあ、とも思っています。例えば「変人偏屈列伝」、続けてほしいなあ(できれば荒木さんの画で)。

変人偏屈列伝 (愛蔵版コミックス)

Tシャツのタグを見てここまで感慨にふけったのも初めてかも。


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