土曜日の日記は英語レッスンの報告が恒例になってきました。
で、今回はというと、今日先生に教えてもらったのがこの本。英語において、コンマをつけるかつけないかがどれほど大きな違いになるかを説明しているのだそうです(私は読んでいません)。
タイトルとそれを説明した裏表紙がまず面白い。
パンダがカフェに入り食事を済ませたかと思うと、銃を乱射し店を出ていってしまいました。驚いたウェイターが「なんでそんなことを?」と訪ねると、パンダは「見てよ」と応えました。彼が指さした先には、パンダの生態を説明した文章が書かれていました・・・が。本来、"Eats Shoots & Leaves"(新芽と葉を食べます。)と書くべきところを、コンマをひとつ余計につけてしまったがために、"Eats, Shoots & Leaves"(食べて、撃って、出ていってください)になってしまっていたのです。
・・・と、そんな内容です。
私からはお返しに、日本語での句読点(というか漢字)の重要性を示す文として、超定番「ここではきものをぬいでください」を教えてあげました(先生はひらがなレベルの日本語の読み書きは問題なし)。しかし上の英語の例は、それ以上の劇的な変化ですよね。
ついでに、2月18日の日記に書いた「なんでモーツァルトが英語をしゃべっているのか」問題を訊いてみると、「そもそも変だとは全く思わない」とのこと。やっぱり。
そもそも、アメリカ人は字幕映画に慣れていないとの話も。「『ライフ・イズ・ビューティフル』もあんなにいい映画なのに、字幕だったからアメリカではあまり人気にならなかった」ともおっしゃっていました。
そして「オペラ座の怪人」の「ひとりだけフランスなまり」問題は先生にも見当がつかない、とのことでした。