庭を歩いてメモをとる

おもしろいことや気になることのメモをとっています。

ブライアン・ウィルソン サイン会

英語レッスン

午前中は定例の英語のレッスン。

今日は、いつもの英作文より先に、今日のブライアン・ウィルソンのサイン会でブライアンにかける言葉をどうするかの相談にのってもらいました。

最初はブライアンの音楽について何か言おうと思ったのですが、それよりも自分の今の気持ち、すなわち「よく元気でここまでやってくださった、今後もお元気で」という言葉を言おうと考え直しました。

で、ブライアンが今元気で"SMiLE"をひっさげてライブをやることがどれほど奇跡的なことかをまず先生にわかってもらおうと思い、1967年の"SMiLE"制作時にブライアンが不安定になりその後長い間病んでいたこと、精神科医ユージン・ランディの功罪、ソロアルバムと"Kokomo"のバッティング、90年代後半からの復活などを説明。

先生は私より年下で、アメリカ人なのでビーチボーイズはもちろん知っていてもブライアンの名前は知らないとのこと。そんなこともあって、背景を理解してもらおうと思い熱く語ってしまったのですが、今思うとたったひとこと言うのによくこっちの一方的な「解説」につきあってくださったものだと思います。

結果、こちらの思いを整理し英語に直すと、やっぱりすごく月並みな言葉になってしまったのですが、いずれにしてもネイティブに相談したことで安心はできました。


東京のサイン会場へ

レッスン後、そのまま新幹線に乗り東京へ。ホテルにチェックインし、サイン会のチケットをとってくださったYさんの待つサイン会会場・渋谷のタワーレコードへ。

17時半開始予定なので17時前の時点で合流したのですが、地下一階の会場への階段にはもうかなりの行列が。

待っている間、Yさんの携帯に、先に行われたHMVでのサイン会に行った方からのメールが届きました。

ブライアンには直接ものを手渡せず、スタッフが代わりに受け取ってブライアンに渡す仕組みで、流れ作業のような感じとのこと(2ちゃんねるでは「お米の配給のようなサイン会だった」と書き込まれていました)。

これじゃあ言葉をかけるのも難しいかな。


ブライアン登場

17時20分ごろ、サイン会開始のアナウンスが。

すでにブライアンはステージの袖に立っており、客席からも見えていました。いつのまに。

オーラのようなものはまったく感じさせず、最初はマネージャーか誰かだと思ったくらいです。服装もベージュのジップアップトレーナーのような、ホテルから部屋着でそのまま出てきたような感じ。表情もやや疲れた風情…

まあもうHMVで200枚のサインを書いてきたんだからなあ。

とはいえもちろん、ステージ中央に進むと割れんばかりの拍手、歓声。

Yさんは"We Love YOU!!"と言ってくださいました。"SMiLE"が流れます。

その後、即、サイン会が始まりました。

しかしその実態はまさに流れ作業。ファンがアルバム"SMiLE"のアナログ盤をスタッフに渡し、スタッフはそれをブライアンに渡し、ブライアンは顔も上げずにもくもくとサイン。この繰り返し。不機嫌とまではいかないけど、決して楽しんでいるようには見えない。

ファンとブライアンは2mくらい離れた位置なので、声をかけることはできそう。でもかけている人はそれほどはいない。ブライアンが顔を上げてファンを見るのは、20人に一人くらいの割合かな。


ブライアンとコミュニケーション!

サイン会開始後、20分ほどして自分の番が近づいてきました。

まずは今回のサイン会をはじめ、明日のライブのチケットも取ってくださった恩人Yさん。

そしてそのあとが私。

もくもくとサインをするブライアンに、思い切って"I wish you and your family the best in the future!"と言うと、一瞬の間をおいて顔を上げこちらを見て微笑んで、"Oh, Thank you!"といってくれました!こちらももちろんお礼を返します。

やった!

素直にうれしい。サインもうれしいけど(知られているように「みみずがはっている」に近いサインですが)、ブライアンの純粋な(少年のようでした)笑顔と、目が合ったことが。


まずYさんに感謝、そしてしばらくしてから、やはりブライアンがここでこうしてサイン会に来てくれているということ自体がどれほど奇跡的なことかを思い返し、その時の流れにも感謝。

17時50分前にサイン会は終了。すぐにブライアンは退席。

そのときに、おそらくブライアンを送り出す意味でBGMのボリュームが上がったのですが、それが"Mrs. O'Leary's Cow"だったのでYさんと思わず顔を見合わせて笑ってしまいました。火事をイメージした音楽でお見送り。

ポール・マッカートニーとブライアン・ウィルソン。今生きている音楽家でもっともすばらしいと思っている二人、その両方にわずかながらコミュニケートがとれたこと。個人的には最高の思い出のひとつになりました。

(ポールに会えたときのエピソードはこちら↓に。)


その後

その後はYさんと、Yさんのご友人と軽くお茶を。音楽に詳しいお二人からいろんなおすすめを教えていただきました。

その後はYさんと食事、そしてロックカフェ"Strawberry Fields"でじっくりとお話。

お店では、ブライアンにサインしてもらったアナログ盤"SMilE"をかけてもらいました。

明日はライブです。


関連メモ

in English (英語記事はこちら)
Walking in The Pleasure Garden: Meeting Brian Wilson in Tokyo


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