Yoshitomo N.さんのご紹介:「カナダの新人アーティスト。ピアノの音を印象的に使った、どことなくAOR風の音が特徴だな。」(1998)
よしてるの感想: 無駄をそぎ落としたシンプルな音に引きつけられました。ストリングスなどで安易に解決せず(使っている曲もあるが、それは非常に効果的に「ここぞ」というところでだけで使っている。)、あくまでストイック。それでいてパンキッシュな方向に突っ走っているわけでもなく、きちんと歌を聴かせる。Yoshitomo氏のおっしゃるピアノの使い方も確かに印象的。全体を通して自信とかっこよさを感じることができました。そういえば収録曲15曲中、単語一つだけの曲名が9曲。そんなところでもストイックな作品です。