1998-05-03 宮部みゆき「龍は眠る」 本・まんが ■ご紹介下さった方 ミーシャさん ■管理人の感想 雑誌記者が嵐の夜に知り合った少年は、特異な能力を持っているように見えた。その能力は、彼らを様々な事件に巻き込んでいく・・・・作者のもとに、「よくぞ私たちの気持ちを代弁して下さった」とかいうサイキックからの手紙が来ていたりして。そんな風に思わせる切実な描写が心に迫り、フィクションであることを忘れさせる出来でした。ある登場人物が死んでしまうのが、ちょっと安易な展開だとは思いましたが。