庭を歩いてメモをとる

おもしろいことや気になることのメモをとっています。

2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

半島を出よ(上)

今日から、基本的に会社と家の往復が中心の生活、つまり「家にいるとき=寝ている」というパターンが1〜2週間ほど続きそうな感じ(泊まり込みはなさそうなのでそれだけでもましか)。こういうときは、通勤時間に何をするかがポイントですね。今は村上龍「半…

iPod、光り方にブランドを感じる

iPod shuffle(512MB)を買いました。 ハードディスクのiPodは持っていて愛用しているのですが、ランニングマシンで使ったらいきなりかたまって手で持てないくらい熱くなったという経験があるので(半日後には自然復旧しましたが)、そういうことがありえな…

「小6」のハローワーク

雑誌「小学六年生」がリニューアルし、村上龍監修の「12歳のハローワーク」なる特集をやっているというので、買ってしまいました。いきなり最初に、村上龍の言葉で、元ネタの「13歳のハローワーク」に書かれていた「世の中には2種類の大人しかいない。自分の…

イギリス研究会・湯の山温泉:コメントされた音楽

昨日・おとついの温泉旅館の件を引き続き。今回は音楽についてです。 ソフィー・B・ホーキンス/ワイルダネス Nさん「"Open up your eyes"を特によく聴いた。」 パレストリーナ「ミサ・ロム・アムレ」 Mさん「いわゆる、癒される音楽。」

イギリス研究会・湯の山温泉:コメントされた本

湯の山温泉2日目。昨夜の雨は朝にはすっかりあがり真っ青な空が広がり、今年初のうぐいすが鳴き始めました。春らしいいい朝。そんな快晴に乗じて御在所岳ロープウェーに乗ると山頂は強風の雪景色。春の格好をしていた我々はほうほうの体で引き返しました。下…

イギリス研究会・湯の山温泉:コメントされた映画

第38回目のイギリス研究会(最近はイギリスの話題に限定されていませんが)を三重・湯の山温泉で行いました。ロンドン在住のメンバーMさんの一時帰国に合わせての実施。おもてなしの行き届いた温泉宿で、演出の効いた料理と露天風呂を味わった後、男子2名女…

Smells Like Teen Spiritが使われていたアメリカのCMとは

毎週恒例の英語レッスン。会場はとある喫茶店なのですが、この店、90年代初頭の曲ばかりかかるのです。90年代初頭は、私もリアルタイムでよくヒット曲を聴いていたし、先生もそうだったらしいので(先生は当時中学生)、時々BGMをネタに会話がはずむことがあ…

小熊英二「<民主>と<愛国>」プロローグ

この本を購入したのは一昨年、それ以来ほとんど読まずにいました。小熊ファンを自認しながらもそんな長い間ほったらかしにしていたわけですが、今回の出張の移動中、やっと読み始めることができたので、少しずつ気づいたことについてメモをとっていきたいと…

岡村靖幸のソニー時代集大成BOX「岡村ちゃん大百科」

岡村靖幸のソニー時代集大成BOXがついに出ました。既発のオリジナルアルバムに加え、シングル曲、初出音源・映像、「ヤスユキマン」単行本、ヒストリーなどをまとめた限定企画品です。パッケージを開けて最初に目についたのは、岡村ちゃん自筆FAX(のコピー…

"Band on the Run"収録曲中、心の第1位は

出張先で仕事仲間と飲んでいると、ポール・マッカートニーの「バンド・オン・ザ・ラン」がかかりました。お、有線かな、いい感じ。次は「ジェット」。おお。有線じゃなさそうだ。ベスト盤「オール・ザ・ベスト」あるいは「ウィングス・グレイテスト」「ザ・…

人生で4年間だけ口内炎ができなかった時期とは

子どものころから、年に数回の口内炎に悩まされています。今週も、月曜からかなり大きなものができました。口内炎はそれ自体もつらいのですが、大抵はそのとき風邪などの体調不良も併発しているので(というより、体調不良で弱っているから口内炎ができるわ…

謎解きの果てに感じる人間の精神の自由さと力強さ - 米原真理「オリガ・モリソヴナの反語法」

本書のこの奇妙なタイトルに込められたメッセージがわかったときには、生きていく上での力を得られたような感覚がありました。

違和感のない着メロ:レトロゲームミュージック

みんさんの2月23日のエッセイより、携帯電話の着メロに関して。 次にはアレンジの話。これは仕事で作った人の責任だけど、時々聞いてて哀しくなるようなものもあります。そんなことになっているとはつゆ知らず、ソノ曲が好きだからと使っている人をみるのは…

ビル・ゲイツ以上のお金持ち

今週のアメリカ人の先生との会話は、堤義明氏逮捕のニュースがきっかけでした。先生「1980年代後半に世界一のお金持ちだった人が逮捕されたのね。」 よしてる「堤氏ですね。あの人の場合、一から事業を興したわけではないし、ビル・ゲイツとかとはお金持ちに…

エラリー・クイーン「Xの悲劇」- Xの悲劇的な過去

エラリー・クイーン「Xの悲劇」を25年ぶりに読み返しました。いやあ、読み返してよかった。子どものころ読んだ印象とは大違いで、「事実からの冷静な推理が意外な真実をあばく」という、推理小説の基本中の基本みたいなものがお手本のように描かれてるなと思…


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