GoogleニュースのRSSが変更された
Googleニュースから特定キーワードを含むニュースのRSSを取得してFeedlyなどのRSSリーダーで読むと、新聞記事クリッピングサービスとほぼ同じことが無料で実現できます。
なので好きなミュージシャン名や自分の勤務先グループ名・クライアント社名などをキーワードにして、趣味に仕事に活用していました。
朝、出勤中の電車の中で自動配信された記事を読めば、会社に着くころには自社や取引先の名前が入ったニュースはあらかた読んだ状態で仕事を始められるわけで、とても便利だったのです。
まあ毎回自分でGoogleニュースをそのキーワードで検索すればいいのですが、ちょっと面倒だし、何より「勝手に該当記事が送られてくる」手軽さが便利でした。
ところが2017年の12月から、これが機能しなくなってきました。どうやらGoogle側の仕様変更のようです。
調べてみると、こちらに対策が書いてありました。
【重要かも】Google News RSSのURL変更
丁寧に書かれてあるのですが、基礎知識が不足している私には内容をすぐに理解できなかったので、今後のためにも自分用に具体的なやり方をメモしておきます。
(2018年版)GoogleニュースのRSS取得方法(キーワード抽出)
キーワード変換
まず、以下のサイトに行きます。
URLのエンコード・デコード
ここで、以下のように設定。
- 「このキーワードを含むニュースだけ届けてほしい」というキーワードを入力。ここでは「ポール・マッカートニー」を入力してみました。
- 文字コード:UTF-8(デフォルトのコードとは異なるので注意!)
- 変換対象外:デフォルト(英数と_!'()~-*. 以外)
- 変換方法:1バイト毎
その後、「エンコードする」をクリック。
そうすると上部に「%」がたくさん含まれた文字列が表示されます。これが、抽出キーワードがUTF-8という文字コード規格でエンコードされたものなのです。
この画面では「%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%83%9e%e3%83%83%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%8b%e3%83%bc」とありますが、これが「ポール・マッカートニー」です。
RSSフィードのURLを作成
さて、新しいGoogleニュースのRSSフィードのURLはこちらです。
https://news.google.com/news/headlines/section/q/★/★?ned=jp&hl=ja&gl=JP
この「★」の部分に、先ほど変換したキーワードを入れます。
「ポール・マッカートニー」だとこうなります。
このURLをRSSリーダーに登録すればOKです。
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RSSリーダーでニュースをチェック
そうするとこんな感じになります(iPhone用RSSリーダーアプリ「Sylfeed」の場合)。
これで毎朝のニュースチェックがまた楽になりました。
注意点
ちなみに、このメモを書いた時点では、おそらくもっとも一般的なRSSリーダーと思われる「Feedly」のPC版からはこのGoogleニュースのRSSフィードはなぜか登録できませんでした。有料版の加入が案内され、断ると登録できなかったのです。
FeedlyでもiPhone版からは可能ですし、他のRSSリーダーでもおそらく大丈夫(SylfeedもOKだった)だと思われますが、一応お知らせしておきます。