庭を歩いてメモをとる

おもしろいことや気になることのメモをとっています。

ちりとてちん

ちりとてちん 完全版 DVD-BOX I 苦あれば落語あり(4枚組)

約1年かけて観終わりました。

1年もかかったのは、そんなにおもしろくなかったからというわけでは決してなく、逆に、必ず妻といっしょに観たいがため、お互いの時間の調整をしながら観ていたためです。私と妻は、かなり嗜好のつぼが違っている(例えば、音楽が好きなのは同じだけど好きなピアニストはまったく違う、とか)ので、約38時間のドラマを共有するなどもちろん初めての経験でした。

いっしょに観てよかったなと心から思いました。

陳腐な表現で恐縮ですが、涙あり笑いありとしか書きようのない内容。でありながら、伝統の継承・家族の絆という主軸はぶれることがなく骨太でもある。脚本も役者さんたちも力を出し切ってやってるなと感じることができたのも非常に好印象でした。ベテランの役者さんたちはもちろん、まだ知られていない徒然亭の四兄弟もそれぞれのかなりいい味を出していたと思います。小料理屋「寝床」に集まる人たちもよかったなあ。

ネタバレになりそうですが、個人的に特に感動したのは「草若復活」「四草の部屋で九官鳥が・・・」「小草若復活」かな。あと、草若がベッドで和田家の人々について語るところも・・・

最後の主人公の選択は、そこだけ切り取って観ると今のご時世柄批判も出るかもですが、あれは最大の「伝統の継承」でもあるというのは、ドラマを観続けていれば実感できることでしょうね。

しかしこのドラマ、なんで視聴率が低かったのでしょうね(放映当時関東圏では朝ドラ史上最低だったそうです)。というより、ネットやイベント、DVDの売れ行きでうかがい知れる本当の反響と合わせて考えてみると、現代の視聴率って本来の目的を達成できる指標になりえているのかはなはだ疑問に思いました。


今頭にあるのは、小浜と大阪のロケ地探訪。私の場合、ゆかりの地に行きたくなる気持ち=その作品への賞賛度合い、なので、「小浜で焼き鯖食べたいな」と思った直後、「あ、俺このドラマ好きなんや」と改めて思いました。



広告