庭を歩いてメモをとる

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荒川弘「鋼の錬金術師」

鋼の錬金術師 22 (ガンガンコミックス)

私にとって散髪は月に一度の大きな楽しみです。髪を切ってもらい、顔を剃ってもらい、頭をマッサージしてもらうという肉体的快楽だけでなく、散髪屋の兄ちゃんとまんがの話をするという楽しいおまけがついてきます。

その兄ちゃんからは今まで「よつばと!」などいくつかの面白いまんがを紹介してもらいましたが、先月「え、よしてるさんまだ読んでなかったんですか、これはきっと気に入ると思いますよ。」と薦められたのがこの「鋼の錬金術師」。そう、こんなメジャーな、そして2回目のアニメ化が始まったこのまんがをまだ私は読んでいなかったのです。

早速1巻から読み進めました。しっかりした世界観、個性がはっきりしていて魅力的な登場人物の数々に加えて、身体や生命という深いテーマをエンタテインメントの枠内でちゃんと描いている作者の力量はさすがだなと思いました。本作には義手や義足の人が多数登場しますが(そもそも主人公がそう)、作者が医療施設で働いていた経験がそれらを自然に描写することにつながっているのかなとも感じられます。

まあそんな理屈を並べなくても、少年まんがとしておもしろくて、もうすぐ「ちゃんと」完結してくれそうなこの作品、目が離せそうにありません。



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