庭を歩いてメモをとる

おもしろいことや気になることのメモをとっています。

河口湖

Jさん、Nさん河口湖で集まることに。

私は三島まで新幹線で行き、そこから路線バスで河口湖へ向かいます。座った席はエンジンの近くで音がうるさく、iPodは使えなさそう。さてどうやって2時間気を紛らすか。そう思っていたら、後ろの大学生グループがしりとりをはじめました。

事前に詳細なルールを決めていました。3文字、5文字、7文字に限る。固有名詞はOK、ただし架空のものは不可。長音で終わった場合はその母音が次の言葉の頭になる、など。これは面白そうだ、と期待して聞き耳を立てていたら、案の定かなり楽しませてもらいました。出てきたのが「ドラクロワ」「ワルシャワ」「ワールシュタット、あ、文字数オーバーだ」「アルメニア」「アルバニア」・・・「イデア」など人文/社会科学系の、およそ「しりとり」のイメージとはほど遠い言葉たち。聞き入ってしまいました。

このバスは途中エンストから復旧ができなくなるという事態に陥り、代車に乗り換えることに。結局3時間かかって河口湖駅に到着しました。ここでJさんNさんと合流し、今回の宿、KUKUNAへ。

ウェルカムドリンクをいただいた後、部屋へ。和洋折衷のデラックスルームは、じっくり話し込めるソファとテーブルもあって非常にいい感じ。富士山は残念ながら曇っていて見えなかったのですが、河口湖の眺めもいいものでした。


廊下の内装などもいい感じで、こういうちょっとした調度品がなごやかでよかったです。

夕食はコースとバイキングの折衷。おいしかったし、Nさんは食べられないものが多いのですが、どれも気持ちよく対応してくれて、総じてホスピタリティの高い宿だなと感じました。

お風呂はやはり露天風呂が見事。富士山は相変わらず見えませんでしたが、河口湖と涼しい風を満喫しました。しかし外界とダイレクトに接しているので、見られる心配はないものの女性にはちょっと抵抗あるかも、と思ったり。

夜はJさんのiPodプレイリストをもとに興味深い発見の連続。特にビートルズのメンバーたちのソロワークを編年体で整理したリストはおもしろかった。同時期に3人が同じ方向を向いている(「アイルランドに平和を」「サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ」「バングラ・デシ」とか)し、特に70年代前半はビートルズが解散したと言っても全然寂しくない時代だったんだなと実感。Nさんからはナチスクラウス・バルビーの映画「敵こそ我が友」や同じくナチス関連「帝国オーケストラ」を教えてもらい興奮。

他にもまあいろんな話満載で、いつものように深夜就寝。


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