庭を歩いてメモをとる

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西宮自転車散策 その2

前回に引き続き、今回は自転車で西宮の南へ出かけてみました。今回のテーマは、西宮名物「酒」です。


西宮神社。全国のえびす神社の総本山です。ちょうど私が行ったときには結婚式が行われていました。お幸せに。



宮水発祥の地。西宮で酒造りが発展した理由は、この地下水、通称「宮水」にあります。宮水には、リン・カリウムが多く鉄分が少ないのですが、実はリン・カリウムは酒酵母の増殖を促進し、鉄分は酒の色や香を悪くする働きがあるとか。つまり宮水は、日本酒に最適の水なのです。



現在も実際に使われている宮水井戸。

このあたりにくると、「日本盛」「白鹿」など、おなじみの名前が街並みに現れはじめます。



白鹿記念酒造博物館」へ。写真は、入り口を入ってから展示物が並んでいる建物に行くまでの回廊。往時に樽を運んでいた様子が偲ばれます。



博物館の中庭。宮水の井戸と樽でしょうか。

この後見学した展示物からは、酒造りの過程がよくわかりました。当たり前のことなんですけれども、本当に手間をかけてつくられているんだなあ。これだけの手順を「開発」した歴史やノウハウみたいなものも素晴らしい。酒はその地域の文化だ、という言葉をどこかで読んだことがありますが、それならこれは誇っていい文化なんだなと思いました。

震災の傷跡も展示されていました。大手の白鹿も大変だったでしょうが、小さなところはもっと大変だっただろうなあ・・・



すぐ近くにある御前浜公園へ。写真は指定文化財の西宮砲台です。江戸幕府が国防のために作った砲台ですが、結局試射の段階から失敗続きで、実際には一度も使われたことがないとか。村上春樹「近況・辺境 写真編」にも登場しますね(本家サイトにも記載しています→阪神間を歩く〜 村上春樹「辺境・近境」から 〜西宮



砂浜にたたずんで、博物館で来館記念にいただいた酒の小瓶を味わいます。かなり強い風が吹いていました。



海岸から帰路につく途中見かけた西宮市立今津小学校・六角堂。1882年築で、小学校の洋風建築としては、長野の開智学校に次いで古いものだそうです。



帰り道の途中で通った阪神甲子園球場。壁面改装中。


自転車で少し足を伸ばしただけで、おもしろいものはけっこうあるものですね。また出かけてみたいと思います。今度は秋かな。


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