庭を歩いてメモをとる

おもしろいことや気になることのメモをとっています。

チャーリーとチョコレート工場

妻と観に行ってきました。二人とも楽しめました。以下私個人の感想を。

まず、ティム・バートン監督の趣味がとてもうまく映画に溶け合わさっていて、各所で(いい意味で)あきれたりにやりとさせられたりしました。原作は未読なのですが、読むときは映画の映像が頭から離れないんだろうな・・・

にやり、と言えばロック・ポップスファンはそう思えるシーンがいくつかありますね。そう、ウンパ・ルンパのミュージカルシーンです。ああ、ここは60年代後半風味(The Byrdsあたり?)とか、70年代ハードロック一部Queen風味、とか。いちばんわかりやすいのはThe Beatlesのパロディかな。数秒しか画面に登場しないのでPaul役しか確認できませんでしたが、しっかりサウスポーヘフナーベース(の模型)を持ってました。それにしてもウンパ・ルンパの歌声が作曲者ダニー・エルフマン自身のものだとは驚き(エルフマン自身のコメントは月太郎さんのブログで紹介されています)。

わかりやすいといえばキューブリック監督へのオマージュシーンはやりすぎな感じもするけど、不快にはならなかったかな、あそこまでいけば。他にもそういうシーンはたくさんあるのかもしれないけど、知識がないのでわかりませんでした。

役者で言えば、あんな庶民的でおばさんなヘレナ・ボナム・カーターを見たのは初めてですが、意外とはまっていましたね。

と、未見の方には何の参考にもならないメモ書きで申し訳ありません。あえてまとめるなら、いろんな意味でメルヘンそのものだと感じた作品、でも大人向け、という感じかな。もちろん観てよかったということです。


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