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アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ「話を聞かない男、地図を読めない女」

話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く

先日、Google Earthを楽しんでいる人が女性よりも男性のほうに多いかも、というようなことをこのブログに書きましたが、そのとき気になったのが数年前にはやったこの本。で、読んでみました。

ひとことで言えば、男女の脳がどう違うかを説明した本でした。男性は空間能力に優れるが、一度にひとつのことしかできない。女性は感覚が鋭く言語を操るのに長けているが、空間能力には劣る。どちらが優れているとかではなく、ただ違う、とのこと。以下の例が挙げられていました。

・1998年、イギリスで上下が逆の地図を作ったところ、1万5000人以上の女性とひとにぎりの男性から反応があった。女性は地図と実際の方向をいっしょにしたがるから、この上下逆の地図に価値を見いだした。
・空間能力が必要な職業では男性が多く、英国航空ではパイロットの98%が、建築家協会の建築家の98%が、ビリヤード選手の87%が男性。


・女性は網膜が男性より優れており、色などもより繊細に識別できる。網膜にある錘状体という細胞はX染色体をもとにしているが、女性はX染色体を2本持っているのでそうなっている。
・女性は1日平均6000〜8000語の単語を話すが、男性は2000〜4000語にすぎない。


・さらに、アイオワ州立大学の調査では4歳にしてこの男女差は顕著ということがわかった。100万人以上の脳をスキャンした結果。

以上、それなりにいろんな根拠は示されているとはいえ、個人的には、ほんとにそんなに違いがあるのかなあといまだに半信半疑ではあります。とはいえ世の中にはいろんな研究・比較があるもんだというその点については十分に楽しむことができた本でした。

ちなみに、半信半疑と言えばこの本にあった以下の話はさらに「ほんまかいな」という感想です。

・ブロンドの髪は、女性ホルモンであるエストロゲンが豊富なことを示している。「紳士は金髪がお好き」なのにも理由があるというわけ。なお、ブロンドの女性が子どもを産むと、エストロゲンが減少するので髪が黒ずむ。
ホモセクシャルは遺伝で決まる。生まれてすぐ離ればなれになった双子を追跡調査すると、兄弟そろってホモセクシャルになる確率は、一卵性双生児の場合52%である。



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