庭を歩いてメモをとる

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違和感のない着メロ:レトロゲームミュージック

みんさんの2月23日のエッセイより、携帯電話の着メロに関して。

次にはアレンジの話。これは仕事で作った人の責任だけど、時々聞いてて哀しくなるようなものもあります。そんなことになっているとはつゆ知らず、ソノ曲が好きだからと使っている人をみるのは痛ましいなりよ。

それから音色・音量の話。いわゆる電子音*1は論外。最近は携帯に内蔵された音色も充実して、物理的にあまり抵抗を感じないものが増えたのは喜ばしいのですが、総体的に、どうもイタイやつほど音がデカイという傾向あるのではないかと

電子音のために、せっかくの元曲が台無しって例は枚挙にいとまがないですね。それは私も実感しています。

では私はどうしているかというと、レトロゲームミュージックを着メロにしています。今みたいにゲームにサンプリング音源をバシバシ使えない、1980年代半ばまでのゲームミュージック。

これだと、もともとが電子音なので、違和感はなしです。で、私は人生で最初に買ったレコードが世界最初のゲームサントラとも言われる「ビデオゲームミュージック」という、ゲームミュージックに一時期惚れていた人間でもあります。なので、好きな音楽を自然に着メロにするならレトロゲームミュージックという流れに落ち着いています。

まあ、当時の電子音(PSG)も、きっちり再現するのは実は意外と難しかったりするのですが。特にナムコの1980年代中盤までのPSG音は独特の非常に味のある音をしており、2年くらい前までは携帯での再現性も実は弱かったですね。

何にしても、着メロをうまく作るのってサンプリングじゃない限り難しい(そしてそれを使うのも。)。そんなふうに思います。


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