庭を歩いてメモをとる

おもしろいことや気になることのメモをとっています。

萩・秋吉台

山口県へ旅行に行きました。まずは萩市へ。曇り空に時折雨が降るような天気でしたが、観光しているときにはうまくやんでくれて助かりました。萩についてすぐ、市街地からバスで15分ほど行った笠山へ。海水魚の棲む弁天池を経て、椿の原生林を見に行きました。椿もきれいですが、水景色フリークの私としては、その原生林の片隅にある小さな池がお気に入りでした。水たまりとしか思えないのに、しっかり魚が棲んでいました。

その後、定番の城下町では、木戸孝允の生家などを訪れました。この付近はほとんどどの家にも蜜柑がなっています。古風な白壁とみかんの色は実に見事にマッチします。それで同行者がおもわず見とれて蜜柑にさわっていたところ、突然家の方が出てこられました。やばい、怒られるかなと思いきや、「どうですか今年のは?よかったらもいで差し上げましょうか?」

夜、ホテルのTVを見ていると元プリンスがなんとセサミストリートマペット放送局」に出ていました。それだけでも笑えるシチュエーションなのに、さらに元プリンスは笑いのネタにされていました。ガードマン役の人形「名前は?」 元プリンス「僕の名前は音に出来ないんだよ」 人形「じゃあここから先へは入れられない」元プリンス「でもここで出演するんだよ」 人形「名前もないのに偉そうに・・・」

翌日は秋吉台方面へ。まずは秋芳洞へ。中も見事ですが、入り口から流れ出るきれいな川のほうがより水景色フリークの心を捉えます。きれいな青い水でした。しかしそれよりもきれいなのは、タクシーで片道3000円かけて行った弁天池です。このわき水の池は見事な透明度で、薄いブルーをたたえています。ほんとうに心が洗われるようです。

秋吉台のカルスト台地は、「山焼き」を行って間もない頃。茶色の草と白い岩が一面に広がる姿は、写真で見慣れている「緑+白い岩」の秋吉台とは別に感じられました。
ここの科学博物館は、少し古い作りですが無料のわりにいろんな展示品があり、化石や生物、カルスト台地の成り立ちなどが楽しめました。

バスに揺られ、小郡からは新幹線。今回の旅の帰りの疲れは、ほどよく心地よいものでした。


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