庭を歩いてメモをとる

おもしろいことや気になることのメモをとっています。

成都(武侯祠)~広州~帰国

6日目:成都(武侯祠)~広州

旅行日:2002年9月22日(日)

天気:曇り・晴れ 服装:長袖シャツ+Tシャツ

朝起きると頭痛は治まっていました。よかった。この日も午前中はずっとバスに揺られます。


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成都の渋滞

12時ごろ成都へ。この数日間見てきたものとはかけはなれた都会の喧噪に、残念な気持ちとほっとした気持ちが入り交じりました。ここで昼食。ほんの10分ほど自由時間があったので、近くの本屋とCDショップを見てみました。


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本屋に行ってみると、「座り読み」している人が多く驚きました。中国ではこれが普通なのかな。

CDショップは、ざっと見た限りでは、日本の音楽も洋楽もけっこうありました。ドリカム、MAX、Bon Joviなど。もっと自由時間があればもっといろいろ見られたのですが。このツアー、基本的にはいわゆる自然観光地については大満足だったのですが、唯一残念だったのが自由行動の時間が少なかったことですね。


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10分後、三国志ゆかりの霊廟、武侯祠へ。

中国人のガイドさんはもちろん、添乗員さんも含め参加者みんなが三国志が好きなことがわかりなんだか楽しい雰囲気に。私は15年前の高校時代に読んだきりで細かいことは忘れてしまったのですが・・・


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こういうものを見るとやはり心が躍りました。「出師の表」諸葛亮孔明が蜀の今後を心配して劉備の息子劉禅に宛てた手紙です。


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劉備と奥さんの墓。この写真ではわかりにくいですが、このお墓の周囲には道があって、男性は左回り、女性は右回りするとよいと言われていたのでそうしました。

この後、お茶の実演販売や土産物屋に行きましたが、私は眠かったので先にバスに帰って寝ていました。その後、15時過ぎに成都空港へ。ここでガイドさんとはお別れです。本当に明るくて気疲れのしないガイドさんでした。ありがとうございました。


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空港にあった「公民道徳」。


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広州のホテルでは、最後の夕食を味わいました。正直、旅の間ずっと中華料理だったのでだんだん飽きてきたところなのですが、さすがにラストはワンランク上というか今までのに比べ明らかにおいしかったです。同行のおばさんたちが飲み物をふるまってくださいました。


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部屋の窓から。

部屋でテレビをつけると、NHKのBS1・2をはじめ、ドイツ、イタリア?、ベトナム、タイの番組が入りました。中国(香港?)の音楽チャンネルでは、日本の音楽の紹介がされていました。小田和正特集でした。

あと、初めて気づいたのですが、エレベーターの英語表記が"lift"でした。中国はイギリス英語を使うのか。それとも広州だけ?


8日目:広州~帰国

旅行日:2002年9月23日(月)

天気:晴れ 服装:長袖シャツ+Tシャツ

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朝食の後、少し自由時間ができたのでホテル前の公園に出てみると、大勢の人が太極拳をやっていました。中国における太極拳を日本のラジオ体操みたいな感覚で捉えていたので、こんなにたくさんの人がやっているのは驚きでした。


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広州発関空行きの飛行機。


この日は特に観光はなく、帰国のための移動日。空港では、添乗員さんがはずしている時に何度も添乗員と間違われました(他の方がみな年配で、私だけ30歳代なので)。

帰りの飛行機では、添乗員さんとずっと話していました。この添乗員さんも気疲れしない、でもしっかりした方で、ガイドさん共々旅行を楽しいものにして下さいました。また、他の同行の方々も、若造の私をおおらかに迎え入れてくださいました。なので一人で参加したものの、全然寂しくない恵まれたパック旅行になり感謝です。


この旅の最初のメモ


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