庭を歩いてメモをとる

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九寨溝2日目-究極の水景色

4日目:五花海

旅行日:2002年9月20日(金)

天気:曇り・雨 服装:雨具+フリースのタートルネック


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箭竹海(Arrow Bomboo Lake)。


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熊猫海(Panda Lake)。実際、このあたりはパンダが出没するそうです。


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熊猫海の魚(ほとんど見えなくてすみません)。ここの魚は鱗がないので「裸鯉」というそうです。風景だけじゃなく、生き物もミステリアス。


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注意しないと木に登る人がいるのでしょうか・・・

ここまではバスで移動しましたが、次の五花海(Five Flower Lake)は、歩いて周囲を歩けます。しかも、この池は透明度といい色合いといい、九寨溝の中でも特に印象深いものだったので、しばし時間を忘れました。


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五花海。個人的に、「水景色」が好きで主に日本国内のわき水などを訪ね歩いたのですが、ここはまさに「究極」という気がしました。本当に美しい。


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珍珠灘滝(Pearl Waterfall)。


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バスに乗ってレストランへ。

まさに「大衆食堂」という感じのところで(それでも実際の中国の大衆食堂とは全然違って、あくまで「レストラン」なんでしょうが)、店内はすごい喧噪でした。ここで私は初めて「ウェイトレスが食事を片づけるときに食器も残飯もいっしょくたにテーブルクロスにつつんで引っさげる図」を見てびっくりしたのですが、これって中国ではよくあることなんでしょうか?


五彩池

ここからしばらくバスで山を登っていきます。

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長海(Long Lake)。九寨溝ではおそらく一番大きな湖。静謐さが印象的でした。今回訪れたところでここが一番標高があり、3,150mでした。


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五彩池(Five-color Lake)。美しさという寄り驚き、という点ではここが一番でしょうか。

一つの池に5つの色がある、といわれる緑~青の鮮やかさもさることながら、中央部の青色は尋常じゃない青色です。聞いてみると、この色は鉱物がしみ出したものなのだそうです。それにしても、もともと青い水をたたえたところがほとんどのこの九寨溝にこの青色、出来すぎのような自然の采配です。


めくるめく素晴らしい水景色にすっかり心奪われた私は、このあたりの山道でいつのまにかビートルズの「アクロス・ザ・ユニバース」を歌っていました。すると中国人のガイドさん(30歳くらいの女性)が、「いい歌ですね。誰の歌ですか?」と聞いてきたので「ビートルズです。」と答えると「知りません。」と。いやあ、ビートルズを知らない大人の人には初めて出会ったかも。「イエスタデイとかレット・イット・ビーとか知りませんか?」と聞くと「この歌ですか?」と歌い出したのは「イエスタデイ・ワンス・モア」。カーペンターズは知っていてもビートルズは知らないのか・・・このガイドさんがたまたまそうだっただけなのでしょうが、とにかく驚きました。

(関連メモ:中国で買ったビートルズ関連CDについて)


このガイドさんとは他にもいろいろ話したのですが、日本の音楽はけっこう中国でも人気があること、あとやはりゲームが人気だということでした。この時点ではまだ中国ではプレイステーション2が正式発売されておらず、入手するには1ヶ月分の給料くらいのお金がかかるという話でした(聞き間違いかも)。


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犀牛海(Rhinoceros Lake)。病気の老人がサイに引かれてここにやってきて水を飲むと病気が治ったという伝説があるそうです。


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火花海(Sparkle Lake)。沈んだ木に石灰質が積もっているのは、九寨溝でよく見られる光景です。

2017年8月追記:2017年の地震で、この火花海の水が流れ出してしまったそうです・・・
九寨溝の絶景「火花海」⇒ 大地震で水が消える 世界遺産に大ダメージ(比較画像)


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盆景灘(Potted Beach)。


ここで、九寨溝の大パノラマは終了です。バスで移動してまわっただけですが、なんだか感慨深かった。ここに来るまでバスで成都からほぼ1日かけたわけですが、その価値は充分にありました。世界中探してもこんな水景色は見当たらないでしょうからね・・・(クロアチアのプリトヴィチェも九寨溝にちょっと似ていますが、写真を見る限りでは九寨溝のほうがよりミステリアスで美しい気がします)。

ふと思ったのですが、それだけ世界的に見てもすごい場所だろうに、ここではほぼ東アジア人の容貌をもった人しか見かけませんでした。現在はどうなのかわかりませんが、2002年当時はまだここは東アジアでしか知られていない観光地だったのかもしれません。


民族舞踊と中華人民共和国

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民族舞踊

夕食のあと、地元民族の民族舞踊を観ました。お茶や豆乳みたいな飲み物がふるまわれました。日本人の添乗員さんによると、冒頭の歌で歌手は「私たちは中華人民共和国が大好きです」と歌っていたそうです。本当にそう思ってるのかな、と添乗員さんはつぶやいていました。

ダイナミックなダンスと歌が繰り広げられた後、歌手がソロで歌うシーンへ。ここで、観客は配られたたすきを歌手の首にかけていく、というオーディエンス参加型の仕組みがありました(私もかけに行きました)。その後も、一緒に踊ったり、クイズがあったり(中国語なので参加できませんでした)、首に綱を引っかける綱引きなど、参加型のイベントが多くありました。

また、このイベントには地元民族の男性で、身体が非常に大きい方(身長は優に2メートルを超える)が、サングラスをかけて座っていました。主催者は、この方の写真は撮らないで欲しい、と呼びかけていました。

イベントの後、ホテルの部屋に戻ってテレビをつけると、寅さんの映画をやっていました。そして夜中、テレビの放送が終わるときには、中国のいろんな民族が笑顔で登場し、ひとつの中国を支えている、そんなイメージの映像が流れました。先ほどの添乗員さんのつぶやきを思い浮かべました。


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この旅の最初のメモ



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