本・まんが
小熊英二さんの時評集から「なぜ日本でだけまんが産業が発展したのか」「英米が自由化に価値を置いていない理由」「なぜ日本の労働者の待遇が悪化したのか」
ペニーレイン神戸での星加ルミ子さんの講演とサイン会で感じた、星加さんがビートルズの厚意と信頼を得た理由や、ご本の内容。
ナムコの創立者、中村雅哉さんが逝去されました。80年代のナムコに恋い焦がれた身としては、まさに巨星墜つ、という気持ちです。氏にお会いしたことはありませんが、次の本を通じて追悼したいと思います。1984年、まさにこれから伸びていこうとするナムコ(…
この本、人類史の本をつまみ食いするのが好きなよしてるとしては読まずにはいられません。その中で、特に興味深かったところを、今までにつまみ食いした本と比較しながらメモしていきます。
本、音楽、映画・ドラマ、旅行のうち特に印象深かったもの。
あったとかなかったとかいろんな話を聞くので、関連本を少しずつ読んでみることにしました。
自殺率が平均の3分の1というある町の特徴と、その特徴が成立した理由について。
日本人は自分の国を主要国の中で一番控えめに評価する。この謙虚さが他の調査結果にも影響を及ぼしているのかも。
同じ内容でも、絵の説明も報道文も、西洋と東洋では異なる。どう違うのか。なぜ違うのか。
当ブログのおすすめメモリスト(芸術娯楽系)。
私の「ニューシネマパラダイス」だった本屋さん 幼稚園のころ、引っ越しました。そのすぐ近くに本屋さん「いかるが書店」がありました。そこはすぐに私の遊び場、そして学校になりました。特に小学生の頃は文字通り毎日足を運び立ち読み三昧。でも何も言われ…
69 sixty nineオフィシャルガイドブック (TJ mook)posted with ヨメレバ 宝島社 2004-06 Amazon 村上龍「69」。龍さんが1969年・17歳のときのエネルギーにあふれた日々を、笑いと、時には考えさせる描写で描いた小説。この小説の映画が2004年に公開されてい…
結婚について真剣に考える独身の岡村靖幸さんがいろんな人々に結婚について対談していく本。その対談から「岡村ちゃんは何が好きで、何から影響を受けたのか」について書いてみました。
出張の新幹線の中から読み続け、最後、最寄り駅から自宅までの徒歩10分、この作品の世界から離れることに耐えられず駅で読み切ってしまいました。現時点では、少なくとも今年一番の小説です。以下、ストーリーの詳細は避けて感じたことを書いてみます。マチ…
当ブログ内の、歴史社会学者・小熊英二さんの著作に関して書いたメモへのリンク集です。
アメリカ残酷物語posted with ヨメレバジャック ロンドン 新樹社 1999-02 Amazon きっかけと 初めて触れたジャック・ロンドンは、村上春樹さんの訳による「病者クーラウ」でした。ハワイのハンセン氏病患者たちが白人に追われる中、クーラウという男が最期ま…
春樹さんは「非常におもしろく味わい深い小説を書いてくれる人」であるだけでなく、「同じようにおもしろい小説や映画を教えてくれる人」でもあります。
本やまんがのメモをリスト化し分類しました。現代社会、歴史、事件、自然科学、音楽、小説、まんがなど約350作品。
きっかけ 恒例の各社ミステリランキング(2014年)で史上初の「三冠」を達成したというので読んでみました。短編集です。
当ブログ内の村上龍インタビュー、作品への感想などまとめ。
物語(前半のみの概要紹介) 2018年。妻と子どもに去られた50代のジャーナリスト・セキグチは、何者かからの連絡を受け、NHK西口玄関で若者が可燃物をまき多数の死傷者が出たテロ現場に遭遇する。同様のテロが相次ぐ中、彼は老人たちがテロで世直しをしよう…
公開インタビュー、ゆかりの地巡り、春樹さん言及の小説、読書会、作品への感想などへの当ブログ内リンク集。
荒木飛呂彦さんが「企業秘密を公にするのですから、僕にとっては、正直、不利益な本なのです」とまで言っているこの本。漫画家として成功するための「漫画術」についての記述も興味深かったですが、漫画家になるつもりがない私は、本書で荒木さんが評価なさ…
(ネタバレなしです)その女アレックス (文春文庫)posted with ヨメレバピエール ルメートル 文藝春秋 2014-09-02 AmazonKindle楽天ブックス 物語 現代フランス。30過ぎの女性アレックスは、突然何者かに連れ去られ監禁される。なぜ彼女がこんな目に?しかし…
村上春樹さんへのインタビュー「優れたパーカッショニストは、一番大事な音を叩かない」が載っているというのでこの雑誌を買いました。春樹さんとも親交の深い柴田元幸さん責任編集。インタビュアーは川上未映子さん。2008年に「乳と卵」で芥川賞を受賞した…
山岸涼子「日出処の天子」の理解を深めてくれるガイドブックの紹介。ビジュアル面、歴史的背景面、創作面から。
本書における、ルーシー・ブラックマン事件に関する英国人の著者ならではの視点、そしてバランスがとれた綿密な取材についてのメモ。
遺伝はどこまで人生に影響を及ぼすのか。「氏か育ちか」問題に関連するメモのまとめ。
日本の行き詰まってきた税制やビジネスのコンセプト等。そういった日本社会の変化の節目が96年だったことをデータで検証。
香港の研究者と小熊英二さんの会話から、村上春樹作品が世界で受け入れられている理由や、西原理恵子が海外のまんがファンに知られていない事象についてメモ。